シンデレラガール

想いすぎて request ページ40

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Mackenyu . side






予定よりも撮影が押して外はもう真っ暗



今日はAの家に泊まりに行くって言ってたのに






『もしもし？A？』



「はいはーい、まっけんどーした？今日は来ないの？」



『ううん、行くよ。撮影が押して遅くなった』



「そっか、おつかれ！もうご飯作ってるよー早く来て〜おなかすいた！」



『先に食べてていいのに、気にしないで？』



「いいの、そんなことよりも早く〜(笑)」





意外と料理上手な彼女



電話を切って早足でAの家に向かう



幸い、撮影場所からAの家まではさほど遠くない



自分でも気分が上がっているのがわかった






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インターフォンを鳴らすとはーい！と元気な声が聞こえてくる





「まっけんお疲れ様！どうぞ入って〜」



『ありがとう、お邪魔します』





よくお互いの家に泊まりに行くから着替えとかは



それぞれの家に何着か置いてある



それで何度かみんなに間違わられたりもした






「ご飯食べよ〜！」



『そうだね、ごめんね？遅くなって』



「全然！しょうがないことじゃん(笑)」





そして、今日の話をしたりたわいない話をしたりしてるうちにご飯が食べ終わり





「じゃーん！見て！これ久々に見てもいい？」





それは僕が初めてハリウッド映画に出演させてもらった時の映画



それをわざわざ買ってくれたA





『いいけど、それ結構見てない？(笑)』



「何回見ても面白いの！私の知らないまっけんを見たいの」





特に意味もなく発した言葉なんだと思う



それでも、嬉しくなる僕は単純？






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Aとソファに座って映画を見ていたけど



気恥しくなって、その場から離れる



先にお風呂でも入っておこうと思いクローゼットのある寝室に向かう



すると、ベッドの上に一冊のアルバムが





『ねぇ、A？このアルバム見ていい？』



「ん〜？…あー！それ別にいいよ(笑)」





さっそく開いてみると産まれたばかりのAであろう写真



１ページ１ページをじっくり見ていく



すると、途中のページからAと一人の男の子が



２人で写っている写真がたくさん出てくる



そのアルバムのページを開いたままAのいるソファへと移動し





「どーしたの？」



『いや、ちょっと聞きたいことがあって』






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