拝啓俺の王様へ【 ｽｹｽﾀ 】

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ｺﾂ ｺﾂ ｺﾂ ｺﾂ


長い長い廊下に足音が響く事で緊張感が更に増していく 。

皆さん初めてまして村本っすうっすうっす！
俺 , 今から新しいクラスに向かってるんよ
まぁ色々と理由があって転校してきたっす
この聖クラヴィス学園にね

あ…教室前まで来ちゃった
知らん人らの前で自己紹介とか無理なんすけど
まぁ知ってる人もいるけど…ね


「入って来なさい」


うわ呼ばれたし
覚悟を決めろ村本蓮！お前ならできる！

ゆっくりと扉に手を伸ばし


ｶﾞﾗｶﾞﾗ


…視線が痛い
特に篠崎君とか篠崎君とか篠崎君の眼力が怖い
暫く会ってなかったからってそんな睨まないで〜…

教師らしき人物が黒板に"村本蓮"と書き
自己紹介をしろと言われ


『…村本です』


「知ってる」


『篠崎君黙ろうか』


ｼｭﾝとする篠崎君
…正直言って可愛すぎる
まじ俺の幼馴染尊い奴らが多いわ


『宜しく』


ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ


「村本さんに質問がある人」


瞬時に手を上げたのは怜鳳だった
先生当てないで , ろくなこと言わないと思うよ


「じゃあ篠崎」


オワコンじゃん
何聞かれんだろ…


「僕以外の奴に触れられたりしてないよn『あーあー！聞こえない！！』…」


怖いなぁ怜鳳は
俺のこと親友として好きでいてくれるのは嬉しいけど
少し愛が重いというか…


「え , えっと…これでHRを終わります」汗


そりゃ先生も戸惑うわな
すみませんんんんんんんんん
つか俺の席どこ…


「蓮は僕の隣だよ」


『ですよね』白目


大変な学校生活になりそうだな




〆 .

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