１１枚 ページ13
お気に入り登録者8名様
誠にありがとうございます
柊からは以上です ,
〜
「て , ことで今日から1週間
蓮君は此方で預かりまーす」
「蓮の意見は聞いたのか？」
ひぇぇ氷室君怖いっす
俺こんなたくさんの人に囲まれるの嫌なんだけど
「彼からはしっかり承認は貰いましたよ , な？」
もう帰りたい
「俺は賛成だ」
全員の視線が絢晴に向く
なんで絢晴が
「蓮 , 昨日はほんとに悪かった」
絢晴は俺に頭を下げる
情報が多すぎて混乱する
さすがに隼人も目を見開いてる
『頭上げてよ…俺のこと覚えてくれてたの？』
「当たり前 , 逆に忘れるかよ
昨日は外見とか変わってて気づかなかったんだ
1週間 , 1週間だけで良いんだ」
言葉が出ない
絢晴は覚えているだろうか , あの日のことを
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿
その日は中学の卒業式だった
俺は毎日毎日 , 絢晴に話しかけた
どうしてもスケートの世界に戻ってほしかったからだ
そして今日が最後のチャンスだった
『絢晴 , もう俺たちは違う学校に行く
だから最後言わせてくれ
俺と滑ってくれないか？』
「…なんで蓮は俺と滑ることに執着するんだ？」
プライド , 友情
そんな言葉がチラホラと頭に浮かぶ
「何を言われようと俺はもうスケートはやらない
俺の気持ちも分からないくせにスケートをやろう？
お前の考えを押し付けんな」
『…そう , だね』
もうスケートには関わらない
決心したんだ
＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
『俺は許されない事をやった
絢晴が1番わかってるはずだ』
「でも今まで蓮に言われたことは
何ひとつ間違っていなかった
俺は蓮みたいな上手い奴にそんなことを言われて
腹が立ったんだ , 理不尽な理由だよな
蓮は俺と滑るべきじゃない ,
その事に気づいてほしいかったんだ」
「はいはい , 感動の再会はそこまでにして…
蓮は連れて行くんで」
首の根っこを引っ張られる
ちょい苦しいんだが
「篠崎君なにも言わなくていいの？」
「僕に口出しができることじゃない
可愛い子には旅をさせよ , って言うし」
怜鳳は微笑みながら俺に手を振った
俺も怜鳳に手を振り返す
「分かった , だが約束は守れよ
行ってこい蓮」
待ってて皆
俺変わってみせるよ
〆 .
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柊(プロフ) - 桜奈さん» 長らくお待たせ致しました！！自分も時間が空けばずっと番外編のことばかり考えていました笑 (2021年4月18日 21時) (
レス) id: 8948073006 (このIDを非表示/違反報告)
桜奈(プロフ) - 本当に気に入り過ぎて番外編を投稿されてるのかワクワクしながら待ってます！ (2021年4月12日 14時) (レス) id: d4cad16a17 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 桜奈さん» 嬉しすぎます！！ﾋｭｯｯｯｯって思わず反応しちゃいました笑 。私も番外編作ろうかなーって迷ってたんですよね！時間が空けば作ると思います！！ (2021年4月10日 20時) (レス) id: 8948073006 (このIDを非表示/違反報告)
桜奈(プロフ) - 最近柊さんのこの作品にどハマりして何回も見ています！リクエスト？番外編？で怜鳳と一緒に演技するパターンも見てみたいです！ (2021年4月6日 8時) (レス) id: d4cad16a17 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 抹茶餅さん» 見れましたか！良かったです！！最高？！そんなそんなっありがとうございます！ (2021年3月27日 21時) (レス) id: 8948073006 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柊 | 作成日時：2021年3月15日 22時
