4話 ページ5
『4話』
スタッフに名前を呼ばれ、待機室に入る。
そこには続々と評価を終えた練習生達がレベルが印刷されたシールを受け取りに来ていた。
ヨハン 「ねぇ、君がJYPの練習生だよね？」
「ふぁい↑」
突然声をかけられびっくりして変な声が出てしまった。
ヨハン 「ははっ何それw面白いねw」
「いやっ違くて！あのこれは…」
ヨハン 「うんうん。表情だいぶ良くなったじゃん。じゃあ頑張ってねー」
「え、ちょっと！」
止める間もなく行ってしまった…なんだったんだあの人……あれ？初対面なのに気を張らずに話せた？
ふしぎな人に会った。でも何だか緊張が少しほぐれた気がする。
あの人表情がだいぶ良くなったって言ってたような…そんなに緊張してるように見えたのかな？
後で会ったらお礼言わなくちゃ…って名前見てなかった！まぁ、後で会えるよね。
名前が呼ばれた。そしてステージに立つと練習生達が少しざわついた。
「アニョハセヨ。JYPエンターテイメント所属。キムシウです。よろしお願いします！」
代表 「遂にJYPですね。期待していますよ。」
チタ先生 「JYPー。覚えてますよシーズン1でチョンソミちゃんが出てたでしょ？あの子は素晴らしいスター性を持った子だったの、今回も期待だわ。」
先生達の言葉に鼓動が早くなる。
代表 「ではステージを見せてください。」
「はい！」
ゆっくり深呼吸をする。
そうだ、いつも通り演技すればいいんだ。
･･･
ヨハンside
自分の事務所評価が終わりシールを貰いに行くと、そこにはJYPの名前付けた男の子が下を向いて立っていた。
別に声を掛けなくても良かったのだが、どこか儚げな雰囲気と苦しそうな雰囲気を出す少年に、声を掛けずには居られなかった。
「ねぇ、君がJYPの練習生だよね？」
思わずそう声を掛けてしまった。
さっきの表情とは打って変わって、驚き、焦る表情を見て思わず笑みが零れた。
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姫稀(プロフ) - はじめまして。とても素敵な作品で読み返してしまいました。コレからどうなっていくのかドキドキです。秘密の共有にウソクも参加で嬉しいです。更新大変かとは思いますが、頑張って下さいね。応援してます。 (2020年6月28日 0時) (
レス) id: 7f3700595d (このIDを非表示/違反報告)
みみた(プロフ) - 読みやすくて面白いです！更新頑張ってください！ (2019年9月22日 4時) (レス) id: 46b66be466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まくたん | 作成日時：2019年9月21日 21時
