14話 ページ19
『14話』
そして収録リハーサルの日
A練習生入場してください、と言われステージに入ると、そこには巨大なX型のステージがあった。
Aが真ん中、B、C、Dと端までいき、Fクラスはステージの下、xクラスは見学?らしい
ステージの真ん中に並ぶど、スクリーンに【 センター候補⠀】の文字が、その瞬間3人の練習生が映し出された。
キムシフン、キムウソク、ソンドンピョ
この3人だった。
シフンさんは、実力派練習生で熱意は誰にも負けていない。
ウソクさんは、表情が良くて、ダンスも爽やかそしてセンター映えする顔立ち。
ドンピョは、ダンスもキレがあり、そのダンスに合わせて表情をころころと変える。
誰がセンターになっても皆納得するだろう。
【 センターは…⠀】
【 ソンドンピョ⠀】
スクリーンにそう映った。僕はドンピョに駆け寄って
「ドンピョ、おめでとう!」
そう言うと、
ドンピョ 「えへへっすごいでしょ(öᴗ<๑)」
と言われた。あぁ本当に国プさん達はよく見ているなと1人関心していた。
ステージでの練習が始まり、休憩時間に入った。
前に座るドンピョは、さっきまでの余裕のある表情とは打って変わって、今のはどこか悔しそうにしている。
数十分前、先生から何回も注意され、落ち込んでいるのだろう。
ドンピョが心配になって、隣に座った。
「ドンピョ〜元気出して〜」
ドンピョ 「… ヒョン…」
そう言って僕を見つめるドンピョの目は少し赤くなっていた。
「ドンピョ、泣かないで。僕はドンピョが洗面台の前で表情の練習してる時から、この子は大物になるって思ってたんだから」
ドンピョ やぁー、ヒョンそれは秘密ですよ!
「あ、そうだったっけ、ごめん。」
ドンピョ 「でも、ありがとです、ヒョンのおかげでちょっと元気出た!」
「そっかぁ、良かった。じゃあ、僕は自分の定位置に戻るよ。ドンピョやファイティン!」
ドンピョ 「シウヒョンこそファイティン!」
ドンピョ 「心配してくれてありがとう…(ボソッ)」
それから無事ステージリハーサルは終了した。
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姫稀(プロフ) - はじめまして。とても素敵な作品で読み返してしまいました。コレからどうなっていくのかドキドキです。秘密の共有にウソクも参加で嬉しいです。更新大変かとは思いますが、頑張って下さいね。応援してます。 (2020年6月28日 0時) (レス) id: 7f3700595d (このIDを非表示/違反報告)
みみた(プロフ) - 読みやすくて面白いです!更新頑張ってください! (2019年9月22日 4時) (レス) id: 46b66be466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まくたん | 作成日時:2019年9月21日 21時