桜の花びら 五十六枚目 ページ12
〜Aside〜
でも……
でも
「でも、ありがとう。神威が来てくれなかったら私……」
神威「なんで、されるがままだったの」
えっ……
「そ、それは……」
神威「まさかと思うけど、『第七師団を守るため』なんて、言わないよね?」
「…………」
神威「ハァ……。Aは、俺達が奴に負けるくらい、弱いヤツだって思ってたんだ」
「そんなことない!!!!
だけど……
」
「誰1人、アイツに勝つなんてできなっんっ?!」
私を抱きしめていた手を緩めたと思ったら、口を塞がれた
えっ……何?!
神威はゆっくりと唇を離し、再び私抱きしめて、私の後頭部に手を当てた
神威「俺がAを守るって言ってるだろ
もう、お前を『鬼』にしたりなんてしない
」
その言葉をきいた私は何も言わずに、彼に抱きしめられたまま、涙を流していた
「ほんと…は……怖かったの……」
神威は黙ってきいてくれた
「ごめん…なさい、ごめんなさい」
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昴(プロフ) - みさのんさん» なれおわらへんよなー!ほんま、多いわ!!!おう!がんばろー! (2016年4月5日 23時) (レス) id: bf11e41d26 (このIDを非表示/違反報告)
みさのん(プロフ) - おお!同じく宿題終わらない人や!笑 どーも。みさきちゃんだよ!笑 お互い頑張ろー! (2016年4月5日 23時) (レス) id: 708826dc3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:昴 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bd02f6e9e11/
作成日時:2016年3月28日 23時