第3幕 ページ3
帝国の中でも有数の高級ホテルである帝国ホテルは大企業のパーティーや著名な音楽家のコンサートにも利用される由緒正しいホテルである。当然セキュリティも万全で、エントランスには警備員が巡回している。チェックインにも色々な検査が必要で時間がかかるだろうなぁとクラウディアは思っていたのだが、意外にもすんなりと中に入ることが出来た。
なぜなら、
「では次の方、どうぞ。お名前と宿泊日数をお教え下さい。」
「私はアイシャ・アージェント、こちらにいらっしゃいます歌姫、クラウディア・フォウのマネージャーです。今日チェックインするとお伝えしていたと思いますが。」
「クラウディア様でしたか。身分証を提示して頂けますか？」
「こちらを。」
「…ありがとうございます。では中にお入り下さい。すぐに案内の者が参りますので、ここで少々お待ちください。」
マネージャーが上手くはからってくれたからだ。
「…アイシャさん、潜入って私のマネージャーに扮するってことだったんですか？」
「そうだ。これなら堂々と行動出来るし君と一緒にいる大義名分も得られる。」
「確かにそうですけど…マネージャーって何だか慣れません…」
「君も歌姫なのだったらマネージャーの1人くらいいてもいいだろう。」
「私の場合歌姫って言っても酒場とかで歌ってたので…」
アイシャとクラウディアが小声で話しているとボーイが近づいてきた。
「クラウディア様ですね？この度のパーティーの主催者様のところに案内致します。」
「分かりました。では行きましょうか、クラウディア。」
「あ、はい…コホン、ええ、行きましょう。」
2人はボーイの案内でパーティーの主催者のところへ向かった。
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ブルードラゴン(プロフ) - というか、今回の小説は第1、2幕のカフェでのアイシャさんとクラウディアの会話が書きたかったが故の作品なので本当に起承転結の起の部分しか考えてません（）果たしてこれからの展開はどうなっていくのか？完結までにどのくらいかかるのか？私も楽しみにしています（） (2020年7月29日 0時) (
レス) id: 6a15ead48d (このIDを非表示/違反報告)
ブルードラゴン(プロフ) - どうも、ブルードラゴンです！初めての方は初めまして、過去作を読んで下さった方はお久しぶりです！さて、今回の小説はアイシャとクラウディアのお話です。過去作を知っている方なら分かると思いますが、更新頻度は非常に低いので気長に待って頂けると幸いです。 (2020年7月29日 0時) (レス) id: 6a15ead48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブルードラゴン | 作成日時：2020年7月29日 0時
