True Love's Kiss-2- (ページ46)

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「激しくしてごめん・・・」

ベッドに移動して、まだ2人真っ裸のままで。

私を腕枕して、優しく髪をなでてくれるベクくん。

＿＿＿＿俺のになって

ベクくんの本音。

下から私を突き上げながら。
漏らしたその言葉・・・。

その言葉に対しては何も答えずに
あえて触れないでいる、私。

・・・ひどいなあって、自分でもわかってる。

「大丈夫・・・ベクくん、シャワーしなくて大丈夫なの？」

「・・・一緒にする？」

「調子乗らない」

「ははっ(笑)いいよ、Aちゃんの後で。」

そういうから、お言葉に甘えて。

投げ捨てられた服を集めて歩く・・・

ベクくんは脱がすとすぐにポイポイしちゃうから。

あっちこっちに行ってしまってる服たち。

「～♪」

ベクくんが歌う歌、聞いたことなくて。

でも、会う度いつも何かしら歌ってるベクくん・・・

いちいち美声だから、ドキドキする。

って言ったら。ジョンデもだし。

ギョンスもだけど・・・

シャワーにはいって
頭から浴びると

さっきのドキドキがまた蘇る。

ジョンデのとこに、いかないで。って

ベクくんに言われると、
ずきずきする・・・

ジョンデと付き合えるなんて決まったわけじゃないのに。

ベクくんみたいに素敵な人が
私の事好きになってくれて。

振り回してる私。

期待させてる私。

付き合わないのにエッチまでしてる私・・・

ますます自己嫌悪・・・

でも。

ほかの人のこと好きになってって。

はっきり言えない私は、ギョンスとの約束すら破ってて。
後で、もう一度ベクくんに話してみよう。

・・・ジョンデにドキドキしてるから
こんな気持ちのままベクくんのにはなれないって。

他にいい人がいるかもしれないんだから
って、言ってみよう・・・

すごく、すごく嫌だけど・・・

他の人に、好きっていってるベクくん。

想像するだけで泣きそう・・・

「・・・なんでこんな胸が痛いんだろ・・・」

私、ジョンデもベクくんも。

二人共好きなのかな・・・

そんなこと、あるのかな・・・