True Love's Kiss-2- (ページ32)

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「やっぱり！彼女と別れたんだ！」

「シー！静かにっ」

仕事終わり、モモとジョンデ達とと出会った居酒屋で飲み。

キラキラした目で、それでそれで？って聞いてくるモモはきっと
ジョンデからのお誘いとか、脈アリエピソードを期待してるはず。

だけど残念なことに・・・

「なんもないよ？電話で話したけど、切ってからはメッセージやり取りしてないし」

「・・・へぇ。そっか。ベクは？」

「んー、一応、してる。」

さっきも、お仕事お疲れさまってきたから、ありがとうって送ったし。
すぐ帰るの？って聞かれて、モモとご飯行くよって話したし・・・

「ベクのがAに必死なわけかぁ・・・」

「そんなこと・・・」

あるかも。

ジョンデは誘ってくるけどどういうつもりかわからないし。
誘われたり、連絡くる度に舞い上がりそうになるけど。

ベクくんは、好きって常に言われてるような感じで。
意識せざるを得ないというか。
必然的に意識してしまう・・・・

「ふんふん、なるほどね。」

ついでを言うとギョンスとも連絡はとっていて。
相談から何やら色んな話をしてるけど。
ギョンスはたまにドキッとさせてくれるけど
相談に乗ってくれる友人みたいな感じだなぁって。

「Aはさ。ジョンデがその気ならジョンデがいいの？」

「・・・何？その質問。(笑)」

「同時に告白されたらどっちがいい？」

・・・その質問。

何度か頭の中でしたことある・・・(笑)

ジョンデはあこがれで。
大好きで。
付き合えたらそりゃ最高なんだけど。

ジョンデを選んだらベクくんが・・・なんて。

傷つくよなって思ったり。

愛された方が幸せなのかな・・・なんておもって。

自分の気持ちが中途半端すぎて、わからない。

「・・・A？」

「・・・ジョンデかな」

なんて。適当なことを言うけど。

本当は死ぬほど悩んでいる。

「だよね！！推しと付き合えるって本当に幸せだよ！？私今それ経験してるけど、毎日やばいもん。」

そうなんだ・・・

ジョンデと付き合えたら・・・
そりゃ幸せなんだろうなっておもうけど。

ちらちらとベクくんの顔が覗くんだよなぁ。