True Love's Kiss-2- (ページ4)

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21時半。
ギョンスからLINEがきて
部屋で待機してると、また通知の音がして。

みると、駐車場にいるって。

「早いな・・・」

と、とりあえずジョンデも来るかもしれないし。
化粧崩れてないか確認して、髪型も。服も・・・

OK、完璧！

部屋を出て、エレベーターに乗り込んで。駐車場に向かう。
すると昨日と同じ車が停まってて。

そこに駆け寄ると、また昨日みたいに窓が開いた。

「助手席乗って」

じょ、じょ。
助手席いいい！？

やばい。
ジョンデペンで。
ベクくんにもドキドキしてて。
ギョンスまでって・・・

心臓もたない・・・

「お邪魔します・・・」

「うん、どうぞ。シートべルト締めてね」

ギョンスのイメージ、かなり変わった・・・

こんなイケメンだとは。(失礼)

「今日はごめんね？2人で。まあジョンデも、終わったら来るって言ったし。よかったね」

「え、あ、うん。」

「ベクの方はもしかしたら無理かもね。」

「そうなんだ・・・」

「今日は何してたの？」

ギョンスは、私が退屈しないようにたくさん話を振ってくれて。
私の答えにも笑顔で反応してくれて。

やっさしぃ・・・
ほんと、いい男すぎる・・・

「ギョンスは、彼女いないの？」

って、知ってるけどね、いないの・・・(笑)

「僕？いないよ？欲しいけど今は俳優業が忙しくて。
こうやって女の子と二人になるのもかなり久しぶり」

「・・・そうなんだあ。モテるでしょ」

「んー、どうかな(笑)Aは？」

「いないよ、もう結構長い間いない」

「そうなんだ？A、美人だし優しいしモテそうなのに」

なんてこと言うから。
運転席のギョンスをちらっとみると

ギョンスも横目でちらっと私をみて
すぐに視線を前に戻した。

「お世辞でもうれしい、ありがと(笑)」

「お世辞じゃないよ(笑)ベクと仲良いけど、どうなの？」

どき・・・

バレてる・・・か、もしかして知ってる？

「なんもないよ。仲良くしてもらってるけど。」

「Aはジョンデが好きだもんね。」

「えっ」

「ファンなんでしょ？」

「・・・あ、まぁね？(笑)」

赤信号で止まった車。

店、まだなのかな・・・緊張してたまらない。

落ち着かないぃ。

ギョンスなのに。
相手はギョンスなのに、ドキドキする。

ちらっと横を見ると、ギョンスがこっちをみてて。
心臓が止まりそうになる