True Love's Kiss-2- (ページ29)

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「そ、なんだ・・・」

『うん、最近すれ違い気味だったし、・・・浮気したのは寂しかったとか言って俺のせいにするし・・・だから。』

ジョンデが、フリーになって。

そんな今、私と電話してて。

次会うとき、二人で飲む約束もしてて。

もしかしたら、ジョンデと
付き合えるんじゃないかって。

そんな小さな期待が芽生えてしまう。

でも、すぐ目の前のカレンダーに書かれた
ベクくんの文字に。

胸がズキズキして。

『Aちゃんありがとうね』

「えっ。なんで？！」

『Aちゃんに言われて、話し合おうって気になったんだ。・・・おかげで、すっきりした。』

「・・・そっか・・・」

『あー、Aちゃんと話したい！』

「・・・話してるじゃん(笑)」

『違う、顔みて。(笑)』

顔みて・・・って

会ってってこと・・・？

やばい、きゅんってした(笑)

「はは、そっちかー(笑)」

『んー。・・・本当に飲もうね？Aちゃん』

「うんうん。飲もう飲もう！」

『いつ韓国来れるの～。あ、それか俺が行こうかな？(笑)』

なんか、どういうつもりでジョンデがそんなこと言ってるのか。
わからない・・・・・・

単純に、友達として？

彼女と別れて傷ついたから、それをほかの女で埋めようとしてる？

それか、わたしのこと・・・ありって思ってる？

イズミのかわりだったら・・・やだな。

「ジョンデ日本おいでよ！
私の家の近所の居酒屋、おいしいよ？(笑)」

『えー。でも、家の近所だったらさ
Aちゃんの家も行けるね(笑)』

「くるの？」

『あ、いや、変な意味じゃないからね！』

って、少し焦ったようなジョンデの声。

やっぱり、すき・・・

「びっくりしたー！やめてよ！(笑)」

でも、イズミとのこと私に話してから。
明らかにかわった、私への態度。

・・・期待しちゃうよ。