True Love's Kiss-2- (ページ11)

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「そろそろお開きにしようか」

って、ギョンスがいったのは
12時半をすぎた頃で。

あれから、ドラマのこととか
恋愛話とかで結構盛り上がった私たち。

ジョンデとも沢山お話して
あまり緊張せずに話せるようになった・・・はず。

「うん、そうだね、明日もお仕事だもんね」

「うん、まあね」

「Aちゃん今日はほんっとにありがと。」

そういって、頭をぽんぽん、とされる感覚

ううう、やばい。

ドキドキ。

いい匂い←ちゃっかり

「俺トイレ済ましてくる！」

って、ジョンデが個室を出てって。
ギョンスと二人きりになる・・・

「偉いね」

「へ？」

「ジョンデが彼女と上手くいってないって聞いたら、
好きなんだし、ジョンデにもう別れなよ！って、いうかと思ったのに。
話し合ってモヤモヤ解消しろって。A、偉かったね。」

って、ぽんぽん、とギョンスからも頭を撫でられる。

ぎゃー！二人からぽんぽんされて。

もう、私をどうするつもり・・・

「お待たせ～」

「おかえり。」

「行こうか？」

って。

店を出る。

お会計しようとしたら、まさかのジョンデがもう済ませててくれて。

「ごちそうさま・・・」

「うん、話聞いてもらったし！お礼。」

「僕も聞いたからお礼だね」

「お前からは後でもらう(笑)」

「なんでだよ」

なんて会話に笑っちゃう。

「僕車回してくるから、先にAが店から出てきてね」

「うん、わかった」

ってギョンスが出てって。
ジョンデとふたりきり・・・

「Aちゃん韓国楽しかった？」

「うん、もちろん！ジョンデにも会えたし(笑)」

「はは、そっか(笑)・・・Aちゃんはさ、ベクと、いい感じなの？」

「えっ！？」

「はは、図星？(笑)」

「ちっ、ちがう！なんで、みんなそういうの・・・(笑)」

とっさに誤魔化す。
エッチしたのに。最低・・・

「じゃあ・・・違うんだ？」

って、さっきまでの笑顔じゃなくて。
眉を下げて聞くジョンデ。

だめだよ・・・そんな顔。

変な期待、しちゃう。。

「あ、Aちゃん先出て」

ジョンデがそう言って、ドアを開けた時
そっと、背中に手を添えられる。

ドキドキ・・・

今まで何度も遊んだのに。
こうやってジョンデにエスコートされるの初めて。

なんで？？？

って、良く考えたら。

今まではベクくんが、してくれてた・・・って気づいて。

あれ？なんで今罪悪感みたいに感じてるの？？

・・・ベクくん、今何してるんだろう・・・。