心理倶楽部

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〜未来視点〜


私が入っている倶楽部…それは…


心理倶楽部。


私含む4人のメンバーで、活動している…
といってもちゃんとした活動をしたことがない気がする。
　いつも心理学の本を読んだり、面白いことを共有したり…。

そんなことをしているだけ。
でも流石に活動内容をそろそろ決めなきゃ…。

一応部長だから…生徒会長にガミガミ怒られるのも嫌だし。

…まぁ、ちょっといいアイディアは浮かんだんだけどね。

こういうの嫌いなんだけど…さ。

なんか、考えてみると、どんどん浮かんでくるから、
やる気がわいてくるんだよね…。
確かこれを…
『作業興奮』っていうのかな？
たしか,勇斗がいってた気がする。

私、部長なのに心理学とか全然わかんないんだけど…。

ま、まぁこれから頑張っていけたらいいんじゃ…ないでしょうか？


「…あら,未来ちゃん」

後ろから透き通るような声がきこえた。

「あ、水野先生！」

水野A先生

優しくて、面白くて、人気者の先生だ。

「未来ちゃんは何の部活にはいるの？」

「…えーと心理…。」
そこまでいって「…あ」となった。
うちの中学校、メンバーが五人以上いないと
正式な部活として認めてもらえないんだよね。
最初は 心理部！…て感じにしたかったんだけど…。

生徒会長にだめですと断られてしまい…。

仕方なーく、私達4人、踊り場を部室((室っていわないけど)にしてます。

…だから先生には言いにくく…

「ま、まだきめてないんですよね…;」
…といっておいた。

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