54 残酷 ページ4
Yuta Side
明日も朝から仕事だ。
布団に入り、SNSをチェックしてると、ヘチャンから電話が来た。
こんな夜遅くに何だろうと思いつつ、通話ボタンを押す。
「もしもし？」
「ユタ….」
ヘチャンの声に力を感じない。
何か変だ。
「どしたー？」
『ユタ、助けて。』
「ん？ん？どした、家？」
『ヌナ死んじゃうかも』
「えっ？」
全然話が頭に入ってこない。
「どういうこと？」
『ヌナ、血たくさん出てて』
「血？」
不穏な雰囲気に、俺はベットを出て廊下で話を聞いた。
「どこから？」
『腕…？、』
「腕………」
一瞬彼女が良くない選択をしたんじゃないかと思ったが、
さっきまで話していた感じからそれは無いだろうと判断する。
「病院は？」
『いまイェジュンさんに電話してる、ヌナが』
「え？」
電話してる場合なのか？
色々疑問に思うが、とにかく電話しながら家の鍵を手にし、靴を履いた。
「ヘチャナ。とりあえず今行くから、ヌナの近くにいてあげて」
『うん』
俺は走りながらヘチャンの家を目指す。
メンバーの中では1番近いと思う。
歩いて五分くらいの場所だ。
「ヘチャナ、大丈夫かー」
時折声をかけるが、応答は無い。
微かにヘチャンとヌナの会話が聞こえるので、
携帯を遠くに置いてるのだろう。
通話ボタンを切り、全力で走った。
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22(プロフ) - ヘチャンとして生きるための支えが、心休まる瞬間がなるべく多くあれば良いなと思っております。 どうかヘチャンもドンヒョクも作者さまも、心身ともに健康に幸せな夜を過ごせますように。 (1月21日 15時) (
レス) id: 3233d5043a (このIDを非表示/違反報告)
22(プロフ) - 初めまして、ヘチペンです。 常日頃自分が抱える、生涯ヘチャンとしてステージに立ち続けて欲しい気持ちと、ドンヒョクとしての穏やかな幸せへの願いに近いものを感じて一気に読ませていただきました。 (1月21日 15時) (レス) @page18 id: 3233d5043a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：？ | 作成日時：2024年1月19日 9時
