74 正解 ページ27
撮影は悠太さんのマネヒョンにお願いし、
編集は私がすることにした。
手の具合も良くなってきたし、
あまりにも立ち尽くしてるだけでこの場に居たたまれないからだ。
ノートパソコンを開き、頂いたデータを読み込む。
何個かファイルに分かれている中で
ヘチャンとジョンウが遠くから指さすサムネイルが目に入った。
イヤホンをつけて、再生する。
────
JW「ああそう言えば、ヘチャンさんマネージャーが変わってどうですか？」
HC「本人がいる場所でする質問ですか？」
JW「大丈夫です、あの通り虚空を見つめてます。」
そこにはぼーっと立ちつくしては、たまにキョロキョロする不振な姿の私がいた。
HC「あれなら大丈夫ですね。良好ですよ。」
JW「ほんとですか？じゃあなんかやってください」
HC「なんかやる………？レジェンドなMCですね」
JW「いやあそれほどでも」
HC「じゃあ念力でも使ってみますか？」
JW「わぁ、もうそこまで仲が良くなったんですか？」
HC「はいもちろんです。いきますよ。」
そう言ってヘチャンは、何か力を込めるような素振りをして、片方のハートを作った。
相変わらず私はスタジオの照明やセットを観察していてヘチャンに気づいていない。
JW「…以上！念力師のヘチャンさんにお越しいただきました。」
HC「はい、ありがとうございました。」
ヘチャンはステージからひょいと降りた。
ジョンウにカメラが寄る。
JW「まだまだですね、今後に期待です。」
────
私はイヤホンを投げ捨てて、動画の再生を止め、
ヘチャンが居るであろう控え室に向かった。
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22(プロフ) - ヘチャンとして生きるための支えが、心休まる瞬間がなるべく多くあれば良いなと思っております。 どうかヘチャンもドンヒョクも作者さまも、心身ともに健康に幸せな夜を過ごせますように。 (1月21日 15時) (
レス) id: 3233d5043a (このIDを非表示/違反報告)
22(プロフ) - 初めまして、ヘチペンです。 常日頃自分が抱える、生涯ヘチャンとしてステージに立ち続けて欲しい気持ちと、ドンヒョクとしての穏やかな幸せへの願いに近いものを感じて一気に読ませていただきました。 (1月21日 15時) (レス) @page18 id: 3233d5043a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：？ | 作成日時：2024年1月19日 9時
