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「相変わらず凄いねぇ…」
兄「あいつ本人よりお前の誕生日に命かけてるからな」
「本当、勘弁してほしいよ、あたしは誕プレさえあればケーキとかいらないのに。それにあたしが生まれたのってお昼なんでしょ？ねぇね昼にまたなんかやるよね絶対」
兄「オタ活カフェっていうのにオタ友と行くらしいぞ」
「やっぱりね」
母「はい」
「ん？」
母「お父さんが莉々華に変わってだって」
「分かった」
「もしもし」
父『莉々華さん、お誕生日おめでとう』
「ありがとう。パパ今年もトップ5に入ってないよ」
父『やっぱりそうだよね…』
兄「こいつのこと大好きな人間どれだけいると思ってんだよ」
「まだまだだね」
現在00:10
父『そうだ、今僕東京で仕事してるから今日一緒に帰らない？』
「いいよ」
兄「電車の時間決まったら教えて、俺も一緒に帰るわ」
父『分かった、時間決まったら教えるね』
兄「よろしく」
兄「母さん、今日親父帰ってくるって」
母「なら今日の夜ご飯は外にしよっか」
「オムライス」
兄「焼肉は？」
「間をとって回るお寿司？」
兄「全然間じゃねぉだろ」
母「ハンバーグは？」
「ハンバーグにする」
母「アイス買っておくから帰ってきたら食べましょ」
「チョコ！」
兄「バニラは？」
「うーん、バニラはいいや」
母「チョコさえあればいいのね、お兄ちゃんは？」
兄「俺はなんでもいい、親父は抹茶じゃね？」
「パパはパパがなんと言おうが抹茶。ねぇねはもうなんでもいいよ、ねぇねなんでも食べるし」
母「それもそうね」
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作者名：うみ | 作成日時：2023年10月7日 1時
