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「あ、お水切れてる」
何をすることも無くただただ時間が過ぎて、喉が渇いたからお水を飲もうと思ったらストックが切れてた
「買わなきゃな」
箱で買おっかなぁ…
ｺﾞﾄｯ
結局自販機にしちゃった
箱重いから持てないもん、仕方ない
明日買ってからこよ、リサ姉に車お願いしないと
「んっ…、んんー、んーっ、…開かない、はぁ…」
部屋戻ってから開けるか
？「貸して」
「？、れーあ、くん…」
中村「貸して」
「え、」
中村「もう、借りるよ」
「え、あ、ちょっ、」
中村「はい、空いたよ」
「あり、が、とお…」
なんで嶺亜あくんがここにいんの？ここの自販機にはほぼほぼ人間が寄り付かないのに…
この自販機使ってるのあたしと部屋に来た人(ほぼほぼSixTONES)しか見た事ないんだけど…
中村「最近忍者の練習に行ってないんでしょ、みんな心配してたよ」
「撮影があるから」
お願いだから聞き出そうとしないで、酷いこと言っちゃいそうだから、
中村「さっき部屋から出てきたの見たよ」
「れーあくんには関係ないでしょ」
ほら言っちゃった、今日はもう放っておいてよ
中村「関係無いかもしれないけどさ、一応俺莉々華のお世話係だったんだよ」
「それは昔の話、大我くんたちがSixTONES結成発表したころのたった数ヶ月の話でしょ、」
また言った、いやだ、止まって、これ以上酷いこと言いたくない
「今はお世話係じゃないんだから何一つ関係ない」
中村「…そう」
やだやだやだ、いやだ、なんでこんなこと言ったの、思ってないのに、思ってないのに…！
中村「行く気ないなら連れてくよ、莉々華振り覚え遅いんだから」
「振り覚え遅くて悪かったわね、って、は、ちょっと、どこ連れてく気？！」
中村「レッスン室、忍者に莉々華が今思ってること聞いてもらった方がいいよ」
「ちょっと、待ってよ！」
中村「心配かけたくない迷惑かけたくないからって自分から距離置いてもそれが余計心配と迷惑かけることに繋がるの、そろそろ理解したら」
「そ、そうだけど、でもあたしは、！」
中村「でもあたしは？」
「…」
嶺亜くんの顔が怖い
圧を感じる、こわいこわいこわい
右はお水持って左は嶺亜くんに手持たれてるから爪を立てれない
手を振り払えればいいけどそんな力あたしには無い
あたしが爪を立てること見越して手首を持つんじゃなく手を繋いだ
こういうところが嫌だ
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作者名：うみ | 作成日時：2023年10月7日 1時
