ジャニーズ ページ2
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元木「莉々華、なんでここに居るのか話せる？」
「…」
深田･元木「…」
湧くんと困ったように顔を見合わせる
聞いても何も答えてくれない莉々華
ただでさえ下向いて背丸めて小さくなってたのに湧くんが喋っただけでもっと小さくなって、腕に爪を立てて、その手は少し震てて
無視をしてるんじゃなくて喋れなくなってる
今は平日の12時前、普通なら学校がある時間
莉々華だって学校通ってるし、今日は仕事ないって言ってたから今頃学校にいるはず
なのに事務所近くの公園のブランコに座ってただ下を向いてた
とりあえず爪を立てるのを止めさせる為に手を握る
深田「冷た！？めっちゃ冷たいだけど！？」
元木「は？…冷てっ！いつからここいたんだよ！？とりあえず事務所行くぞ！深田は莉々華のカバン持って！」
深田「はい！」
「…」
元木「ほら莉々華立って、」
いくら待っても立とうとしない莉々華
湧くんが引っ張って立つけど手を握られてない方の手はブランコを掴んで離さない
元木「莉々華行くよ」
「…」
元木「莉々華、」
「…」
湧くんがそろそろ怒りそう
元木「莉々華行くよ」
「…」
元木「莉々華！」
「湧くん落ち着い「行かないから！」
元木「あっ、おい！」
そう叫んで湧くんの手を振り払ってドーム型の遊具の中に入る
小さい子向けの遊具だから俺たちが入るのは難しい
元木「たくっ…小せぇから入るに苦労すんだろ」
まぁ入るけど
体育座りをして顔を隠して、莉々華が大事にしてる髪は砂がかかってる
深田「隣座るよ」
「…」
やっぱり何も言わないか
「……ここは冷たいから2人は事務所行きなよ」
元木「お前もな」
めっちゃ即答…
SixTONES紅一点のお話を書いてみました。
良ければ目を通してみてください。
のんまりがーると保護者大男6人
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作者名：うみ | 作成日時：2023年10月7日 1時
