『お泊まりの醍醐味は恋バナ！』 ページ23
『えー、こういう時って恋バナするのが醍醐味なんだよ！てことで、チビ助は好きなことがいるの？』
「話聞けや、！」
私は布団に寝っ転がりながら、チビ助にそう聞いた。
『で、どーなの？』
「いねぇーよ」
『えー、いないのー？残念。これなら恋バナはできないや』
「おめーはどうなんだよ」
『好きな人？うーん、分かんないねー』
「そーかよ、なら無理だな」
『あ！好きなタイプとかは？』
「あ？知らねぇー」
『えー、なんでだよ！なんか、こう、、優しい人！とかあるじゃん！』
「ウザくねぇやつ」
『わぁ、ちょーざっくり』
「いいだろ別に」
『まぁね、あ、私は？ウザイやつ？』
ウザイ認定されてたらどーしよー
「お前はウザくねぇ、」
『お？！てことは私がチビ助の好きなタイプになるのかー』
「はぁ？！」
『まぁ、私みたいな綺麗で可愛い美人なお姉さん、スタイルもいいし、！』
「はぁ〜、、」
え、なんかため息疲れたんだが、、
『私はねー、身長も高くて、かっこよくて、優しくて、楽しくて、
〜〜〜』
「長ぇよ」
『なはは！でも、好きになった人がタイプかな笑』
「ふーん」
『えー、もっと興味持ってよー！』
それからチビ助の学校のことや色んなことを話した。
『それでね、、お？』
横を見ると、すやすやと眠るチビ助が。可愛いな。あ、写真撮っとこ！！
ﾊﾟｼｬ
これを待受にして、と。バレたら怒られるだろうな〜笑
『おやすみ、雅人ー』
私も眠りについた。
━━━━━━
9時00分
『ん、、うーん』
もう朝か、そういえばお泊まりしてたんだと思い、横を見ると丸くなってまだ寝ているチビ助がいた。
えー、ちょー可愛い！また写真撮ろーっと！
ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ
チビ助のお母さんにも送っとくか、
そして、朝ごはんの準備に取り掛かる。フレンチトーストにするか、
出来上がったのでチビ助を起こしに行く。
『おーい、チビ助、起きて！』
「ん、、」
『起きないとお姉さんがチューしちゃうぞ〜！』
そういうとﾊﾞｯと起きたチビ助。なんかショック、、
『朝ごはんできたから顔洗ってきて！』
「うん、、」
まだ寝ぼけてんな、、可愛い
「『いただきまーす！』」
「うめぇ、！」
『そう？良かった！！やっぱ愛情がたっぷり入ってるからね♡』
「、、、」
そんな何言ってんだよお前、みたいな顔でこっち見ないでよ。
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作者名：幻蒼影 | 作成日時：2023年11月24日 21時
