おねーさんとチビ助【影浦雅人】 (ページ10)

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田中？『2人で分けて食べるパ〇コって美味しいよね』ページ10

田中かなた？side

影浦「ん？、、お前学校から抜け出してきたのか？」

『チゲぇーよ、今日は4時間目だったんだよ。』

影浦「なるほどね。」

『あ、そうだ。これやるよ！パ○コ』

影浦「、、、いいのか？」

『おう、食え食え』

その辺のベンチに座り、2人で1緒にパ○コを食べる。

『てか、チビ助何してたんだ？』

影浦「友達と遊んでた帰りだよ」

『へぇー、お前友達いたんだな』

影浦「なんだ、お前失礼だな！」

『お姉さんと一緒かと思ったぜ』

影浦「お前、友達いねーのか？」

友達ね、、、チビ助だけだよ。こんな私と友達になってくれるのは

『ジョーダンだよ。友達くらい居るわ』

影浦「、、、なんだよお前」

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影浦雅人side

『お姉さんと一緒かと思ったぜ』

そう言われ、俺はこいつには友達がいないのかと思った。

影浦「お前、友達いねーのか？」

そう聞くと、、

『ジョーダンだよ。友達くらい居るわ』

ジョーダンと言われた。でも、その言葉は嘘だと思った。それにいつもより元気がないような気がする。学校でなんかあったか？

影浦「、、、なんだよお前」

そこから会話はあまりなかった。“今日は暑いね“そんな話しかしていない。

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田中かなた？side

アイスは溶ける前に食べ終わり、

『よし、帰るか、チビ助！』

影浦「あぁ」

いつものように途中まで送る道。影浦「なぁ、明日から夏休みだろ、、」

『あぁそうだよ！どうした？』

影浦「、、、次いつ会える」ﾎﾞｿｯ

『！そうかそうか、チビ助はお姉さんと会えなくて寂しいか！』

影浦「チッ、お前な！」

『なはは！ごめんて、ならこうしようか。運に任せる。って言うのはどうだ？毎日はダメだぞ、たまにだ。』

影浦「運に？そしたら一生会えないかもだろ、、、」

『そうかもな、、、でも、会えるさ！1回だけやってみないか？その後は会う日を決めよう』

影浦「、、、分かった」

『おーけ！じゃあ運に任せるということで！“またな“！チビ助』

影浦「うん、“またな“」