おねーさんとチビ助【影浦雅人】 (ページ6)

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田中？『え？明後日から夏休みだけど、』影浦「学校行けよ！」ページ6

田中かなた？side

今日はお昼ぐらいに公園にいるとチビ助が前から歩いてきた。

『やっほー、チビ助！！』

影浦「おう、てかお前、暇なの？」

『え？』

影浦「ずっとここにいねぇか？学校は夏休みなんか？」

『いや、まだだけど』

影浦「はぁ〜！？ちゃんと学校行けよ！サボんなや！」

『え〜、サボってる訳では無いんだけどなー』

影浦「とにかく！学校行けよ！！、、、行かねぇーともう会わねーぞ、、、」

『、、、、』

え〜、会えなくなるのかー、それは嫌だなー

『分かったよ』

『ただし明日からね！』

影浦「おう、夏休みはいつからなんか？」

『明後日』

影浦「お前なぁー！」

『え〜、明日行くんだから許してよ』

影浦「チッ、、、分かった。明日ちゃんと行けよ！」

『はいはーい』

ーーーーーーー
次の日

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

うるさ〜、なんだよ朝から

『今何時だよ、、、』

ＡＭ8時50分〜

あ！学校、、、遅刻じゃん。昨日チビ助と約束したんだった。

『あー、めんどくせぇー』

準備するか。

ーーーーー

『行ってきます、、、』

誰もいない空間に向かって呟く。

音楽を聴きながら、学校への道を歩いている。

〜〜〜〜〜

目の前まで来た。学校。

今からでも帰ろうかな。

でもな〜、チビ助との約束だし、、、行くか〜めんどくさいけど。

ーモブsideー

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

1時間目の休み時間がもうすぐで終わるとこで、そのクラスの扉は勢いよく開いた。

さっきまで騒がしかったクラスの人達が一瞬で静まり返った。そりゃあそうだ。だってそこに居たのは、、、

学校に全然来ない、〜〜さんだったから。

彼女は、スタスタと自分の席へ行き、椅子に座った。

静まり返った教室はザワザワしていた。きっと〜〜さんが来たからだろう。みんなその事で話している。

“なんでいるのかな？笑“

“来ない方がいいのにね笑“

“しっ！聞こえるよ！笑“

大体の女子は〜〜さんを嫌っている。こうやってわざと聞こえるように話しているのも、彼女への嫌がらせだろう。〜〜さんはイヤホンをしてるから聞こえてないと思うけど。

すると、クラスのマドンナ的存在の人が、〜〜さんの肩を叩き、

モブ美「〜〜さん！ど〜しているのか〜な？」

ーーーーーー

『』←田中？=〜〜さんだと思ってください。