おねーさんとチビ助【影浦雅人】 (ページ19)

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田中？『これが！強さの秘訣だ！！』ページ19

影浦雅人side

俺はあれからあいつより強くなるためにトレーニングを始めた。

98、99、、100

母さんに頼んで筋トレグッズも買ってもらった。夏休みに入ってるから、筋トレもし放題だ。

そして今日は朝から走っていた。そしてあの公園で少し休んでいると、

『あっれ〜？チビ助！なーにしてんの？』

、、、なんでここにいる。

「お前こそ、何してんだよ。」

『え〜、散歩』

「そーかよ」

『チビ助は？』

「別に、、、」

『ふーん、、、走ってたんでしょ？』

なんでこいつ？！

『ありゃ？図星かな？笑』

「チッ、だったら悪ぃかよ」

『いやーー、かっこいいじゃ？“私のために“、強くなろうとしてるんでしょ？

「チゲぇーよ！自分のためだ！」

そーだよ。俺ははお前を守るって約束したからな。

『なはは！そーか。じゃあ私も一緒にやろうかな』

「なんでだよ！テメーがやったら意味ねぇだろ！」

『ほほーん、やっぱ私のためか〜』

な！

「汚ぇぞ！」

『なはは！ありがとなチビ助！』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ッー！クソがっ

『お、そうだ』

？？なんだよ急に

『ちょっと待ってろ、チビ助』

は？おい！あいつは急に走っていった、、、何だよ

ーーー

『おまた〜！チビ助』

少ししたらあいつが帰ってきた。なんか持ってる。

『これあげるよ』

渡されたのは何だこれ？

『チビ助今、筋トレしてるんでしょ？ならこれご飯を食べた後に食べると効果抜群だよ！子供でも食べれるヤツ！』

なんでこいつこんなの持ってんだよ、、、これ食べてたからあんなに強いのか、、

「、、ありがとよ」

『うん！頑張って強くなって、守ってくれよ！！チビ助』

そう言って笑ったあいつ。

俺は早く強くなりてぇと思った。

『あ、そういえばチビ助、宿題進んでる？』

げ、、やってねぇ

「、、、」

『なは！やってねぇのか？笑』

『今ならお姉さんが教えてあげてもいいぞー？』

そう言われて俺が第一に思ったことは、

「、、、お前、勉強できんのか？」

『え、失礼な！こう見えても勉強はできるんですけど！』

「バカなのにか？」

『酷いよ！チビ助！！もう教えないぞ！』

「！悪かったって、、教えろよ！」

『教えてくださいだろー？』

チッ、、、ムカつく

「教えてください、、、」

『よーし、お姉さんが教えて差しあげよーう！！』

なんかうぜぇー