おねーさんとチビ助【影浦雅人】 (ページ17)

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影浦「虐めてんじゃねーよ！このクソ野郎！」ページ17

影浦雅人side

田中？『あ、もうこんな時間、チビ助もう帰るぞー』

影浦「あ、？もうか」

時間経つのはえーな。もう帰るのか

田中？『よーし、行くぞ！チビ助、家の近くなったら言ってな！』

影浦「あぁ、分かった！お邪魔しました。」

田中？『はーい。』

ｶﾞﾁｬ

影浦「お前、アパートなんだ」

田中？『うん、そうだよ。一軒家なんて買ったらお金が大変だよ！』

ふーん。そういうもんか。てか、ここ見た事あるぞ。たまに通る道じゃねぇか

影浦「家、近いな」

田中？『え？そお？近いんだ』

あぁ、15分しないぐらでつくぞ。

影浦「ていうか、あんなとこで何してたんだ？」

田中？『え？歩いてただけだよ。そしたらボコボコに殴られてるじゃん』

影浦「ボコボコにされてねぇよ！！」

田中？『チビ助こそさっきは聞かなかったけど、なんであんなことになったんだ？』

影浦「別に、」

言わねぇーよ。だって、アイツらが猫虐めてたから殴ったって言ったら、、、

田中？『ほらー、お姉さんに言ってみろよ』

影浦「、、、バカにしねぇーか？」

田中？『するわけないだろ』

影浦「、、猫が虐められてた、、、だから殴った、、」

田中？『！お前、めちゃくちゃ良い奴じゃねぇーか』

ﾜｼｬﾜｼｬ

勢いよく頭を撫でてきた。“ボサボサになるだろーが！“と言っても撫でるのを辞めない。

影浦「おい！」

田中？『偉いな、、、』

！、、、あいつの顔を見ると優しく微笑んでいた。

影浦(ドキッ、、、？)

なんだこれは、意味わかんねぇ〜

田中？『 “チビ助、強くなれよ。みんなを守れるくらい“ 』

影浦「！んだよ、急に」

田中？『なんでもない！忘れろ！』

田中？『この家か？、、、かげうら、、』

影浦「お好み焼き屋だ。」

田中？『え？まじか』

影浦「あぁ、そうだ。、、、今度食べに来いよ」

田中？『おう！絶対いくな』

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

「あら、おかえり雅人」

影浦「ただいま。母さん」

影母「あ！あなたが田中さん？」

田中？『、はい！田中です！チビs違う、雅人のお母様ですか？』

影母「ええ、雅人がお世話になってるわー、ありがとね。それにしても美人さんね〜」

田中？『そうですか！？美人なお母様に褒められるとそんな気がしてきますねー、笑』

影母「やだあ美人だなんて、受け取っておくわ、ありがとね」