おねーさんとチビ助【影浦雅人】 (ページ11)

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田中？『運も実力のうちって言うでしょ』ページ11

田中かなた？side

今日はバイトが終わって帰ってる途中。7日前、運に任せると言ってからチビ助とは未だに会えていなかった。

『まぁ、これも運だな』

現在の時刻5時50分。もうすぐ6時になる。この時間帯はさすがに居ないだろと思っていた。

影浦「おい！！」

聞き覚えのある声がした。後ろを振り返ると、なんと

『おー！チビ助！！』

チビ助がいた。久しぶりだなー

『結構会うの早かったな笑』

影浦「チッ、」

え？なんで舌打ちされた？？

『てか、子どもはもう帰る時間だぞー』

影浦「うるせーよ！お前も子供だろ！？」

おっと、私もまだ未成年だった。

『そうだねー！よし！』

影浦「あ？」

『帰ろう！！』

チビ助はこんな時間にいたら危ないからね。

影浦「はぁ？いまさっきあったばっかだぞ？！」

『うん、？でももう帰らないと、心配するよ。チビ助のお母さんが。』

影浦「っ〜！」

え、可愛いな、おい！私はチビ助の手を引っ張ってチビ助の家に向かって歩き出した。

影浦「おい！離せよ！」

『え〜、この私と手繋げるなんて一生来ないかもよ♡』

さっきまで暴れてたのに、急に大人しくなったんだけど、、、

影浦「、、チッ」

チビ助は大人しく私と手を繋いでくれた。可愛いな〜

『次いつ会う？』

そう言うとさっきまで不貞腐れていたチビ助の顔が、パァァっとキラキラしてるように見えた。

『(なんか耳としっぽも見える、、、？)』

影浦「明日！」

明日か、、、明日？！明日って明日だよな？

『別にいいけど、、チビ助はだいじょうぶなのか？』

影浦「俺は別に大丈夫だ！！」

『そっか、なら明日な！』

影浦「おう！」

『また明日なーチビ助！！』

影浦「じゃあなー」

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それから次の日も会う約束を何回もしていた。チビ助と会ってまだ1ヶ月も経っていないけど、とても仲良くなったと思う。

それから何回もチビ助と会った。

影浦「じゃあまたな！」

『おー！また今度な！』

『、、、笑チビ助といると楽しいな』

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短いです🙇‍♀️