ソロコン7 ページ41
亀梨「はぁ、まぁいいわ。
それにしても
めっちゃ懐かしい曲選んだね」
「ねー、懐かしいよね。
デビュー翌年くらいだっけ？」
亀梨「まだ、Aが
奏だった時だよね。
この時のライブだっけ？
いきなり、ピンチヒッターで
バックついてもらったの」
「そうそう。
怪我しちゃった子の代わりね。
もうね。あれはひどかったよ。
滝沢君の舞台練習してたら、
いきなり奏だけ、
KAT-TUNのライブ付いてって言われてさ」
亀梨「ライブの二週間前？
いや、一週間前だっけ？」
「3日前だよ。
お前ならできるって言われて、
泣く泣く3日で全曲振り付け覚えたんだから」
あの鬼振り付け師、絶対忘れないわ。
3日で全曲は無理だから、
他の人に割り振ってって言ったのに、
それでは見たバランスが崩れる。
お前ならできる。
と訳のわからない理由で拒否されたっけ。
亀「そんなこと言いながらも
完璧だったよね。
流石、A」
まぁ、やってやりましたけど。
亀梨「てかなんで、
そんな辛かったライブの曲にしたの？」
好きだから。
と答えると
和君が一瞬フリーズした。
亀梨「曲がな。紛らわしい言い方するなよ」
「ん？和君も好きだよ」
また一瞬フリーズする和君。
亀梨「どうせ、お前のことだから、
中丸も上田もとか言うんだろ？」
こくん
とうなずくと、
そうだよな。そうだよな。
とちょっとガッカリしている和君。
なんで？
お客さんはそんな私たちを見て、
クスクス笑っている。
亀梨「こんなやつだから、
みんなに愛されるんだろうな。
みんな、これからもAのこと
応援してあげてね」
はーい
と元気いっぱいの返事が帰ってきた。
「嬉しいけど、何その、
上から目線！
一応私のが先輩！」
亀梨「俺のが年上だし、
俺にとってAは大事な妹だからな。
後半戦も頑張れよ。見ててやるから」
と頭を撫でられた。
キャーと会場が揺れる。
その様子を見て和君は
満足そうに帰っていった。
「イケメンでしたね。
…後半戦行くぞー！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奏風(プロフ) - チエコさん» チエコさん、コメントありがとうございます。えびファンに読んでいただき、楽しみにしてくださってとても嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 (2022年5月23日 20時) (
レス) id: 0c5b809cd3 (このIDを非表示/違反報告)
チエコ(プロフ) - えびのファンで毎回楽しみにしています！頑張って下さい！ (2022年5月23日 18時) (レス) @page14 id: 00791b1b6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奏風 | 作成日時：2022年4月25日 19時
