2.『ハンター試験って面白いの？』ｸｵﾝ「あぁ……多分な。」『多分！？』※ ページ5
.
私は欠伸をしながらベッドから起きあがる。
たしか今日は、ハンター試験の日…だっけ？
私は私服に着替えて部屋を出る。
兄さんから顔を隠す用のマントを事前に貰っていたので、それを上から着る。
理由は私が可愛いかららしいけど…私可愛くないよ？
私はマントのフードを被り、兄さんを探す。
「わっ！」
『キャッ！…って、兄さん！もう、ビックリさせないでよ…』
クオン
「ごめんごめん。ほら、早く行くぞ。」
私ははーいと返事をする。
「クロ姉どこいくの？」
後ろから声がしたので振り返ると、クトがいた。
クトは、私のマントの裾を掴み、首を傾げていた。
『あっ、クト！今からハンター試験に行くの！だから、ちょっとの間家開けるからね。』
私がそう言うと、明らかに不機嫌そうな顔をした。
可愛いなぁと思いながら、クトの頭を撫でる。
クトア
「行ってらっしゃい…」
『うん。行ってくるね！寂しかったらいつでも連絡して？』
そう言って私が微笑むとクトも微笑んでくれた。
私は、兄さんに向き直る。
『よし！兄さん行こ！』
クオン
「あぁ。デットサーカス【死神のサーカス団】ドラゴン。」
兄さんがそう言うと、私達の前に真っ赤なドラゴンが現れた。
いつ見ても兄さんの念獣凄いなぁ…
クオン
「ほら、早く乗れ。」
『はぁ〜い。』
私が乗るとフワリと浮き上がる。
私がこの子に乗るのは…3回目？
はぁ…私もこういう念獣出したいな〜。
.
.
.
私が乗って数十分すると、大きな街が見えてきた。
クオン
「おい、着いたぞ。」
『え？…ここ？』
いやいや、ここ定食屋にしか見えないけど…
わっ！兄さんもう店の中入ってるじゃん！
私は急いで店に入って兄さんの隣に並ぶ。
「後注文は？」
店の店主らしき人が聞いてくる。
クオン
「ステーキ定食。」
……え？兄さんステーキ食べるの？まぁ、確かにお腹すいたけど…
「焼き方は？」
クオン
「弱火でじっくり。」
兄さんがそう言うと奥の部屋に通された。
クオン
「この部屋はエレベーターになっていて、ドアが開いたらそこが試験会場だ。まぁ、クロなら大丈夫だと思うが一応頑張れよ！」
ほぉ…そういう仕組みになってたのか。
『うん！あと…ステーキ食べていい？朝から何も食べてなくてお腹空いちゃった。』
クオン
「あぁ、食べていいと思うぞ。じゃ、俺帰るから、終わったら電話して。」
『わかった！じゃあね！』
そう言うと兄さんは行ってしまった。
よし！食べよう！
.
3.『モグモグ(*´ж`*)…ステーキ旨い…』ｸｵﾝ「…どんだけ呑気に食ってんだよ。」※→←1.『夢主設定長すぎない？』作者「うっ…すまん…」※
ラッキー人物
カルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みな - 海って、、、暗黒大陸編の時出てきたメビウスっていう、最大の湖ならありますけど、、、、海じゃないんですよねぇ、、(まぁ、いいですけど！！←) (2021年1月16日 16時) (
レス) id: 9fb6248cbb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 勿忘草さん» クロエこやつ海まで走って行ったんすよ…！何という体力。何という足の速さ。……作者怖い。『ん？(暗黒微笑』…はい。すいません(土下座)(ちなみに公式に海、ありますよ！海のさらに向こう側が暗黒大陸っす！) (2020年6月23日 21時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 勿忘草さん» あれ！？公式に海ありましたっけ？ (2020年6月14日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - ...ま、まぐろ...！？ 川にいてはいけない魚が... 夢主凄いね！？（←） (2020年6月14日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - えゆみさん» うわぁ！！ほんとですか！？すっごい嬉しいです！！これからも投稿頑張ります！！(￣^￣)ゞ (2020年5月1日 17時) (レス) id: c3a25c127f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒猫 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2020年2月1日 2時
