【男主】車椅子な僕と人気者な君達【 BL 】

No,34 ページ46

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先生が選んだ競技のはずなのに……まさか、八重桜先生ですか？
八重桜先生ならやりそうですね……。

僕も参加しましょう。絶対勝って逃げます。






終了

あれ？意外と当たってしまった……優勝してしまった……。

姫を選べば良いんですかね？それとも雅さんを選んだほうがいいんですかね？

雅「では、誰にしますか？」

誰にしますかとか言いながら、全力で俺にしろって睨むのやめてもらいたいんですけど。

涼介さんとかなら、まだ嫌だと言ったら何もしなさそうだし、しかも蓮さんとかはダメですからね。
でも、涼介さんを巻き込むわけにはいかないですし、やっぱり雅さんですかね。

A「じゃあ、会長でお願いします」

蓮「では、一ノ瀬雅さん！プレゼントをあげてください！」

はい？……まさかここでやるんですか？聞いてませんよ？てか、蓮さん何故乗り気？
しかも、雅さんまで乗り気じゃないですか……なんでこんな時に乗り気なんですか……。

雅「こっち向いて、サンタさんからプレゼンあげるよ」

耳元で呟かないでくれませんか？その口調やめてもらえませんか？
しかも、僕に目線を合わせて、しゃがみこんでいるから、衣装汚れそうですね。

雅「面倒くさいから、軽くでいくからな」

A「いつもそうしてください」

そう言って、久しぶりに触れるだけの接吻をしてきた。

雅「少しは赤くなれよ……」

なりませんし、人前ですし、
わざとでも良いから赤くなって欲しいんですか？

蓮「ん？あぁ、終わりました〜」

終わり方微妙すぎませんか？しかも全然見てないし、まぁこれは良かったですけど。

A「次は何ですか？雅さん」

雅「次は社交パーティーと同じようなものだと思え。
直接渡された飲み物は飲むなよ。酒渡してくるバカがいるからな」

社交パーティーと同じって……確かに媚びれば契約出来る人達ですしね。それは僕も同じですが。

A「何でお酒がここにあるんですか？」

雅「……職員達が飲んでるんだろ」

職員達が……なんで飲んでるんですか、生徒の前で飲酒とは……ダメだと思うんですけど。

雅「一応言っておくが俺たちは衣装着替えるし、イベントの主催者と同じようなものだからな」

それは媚びるところは媚びろと言いたいんですか？仮にも貴方の嫁なんですけど？

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