No,31 ページ43
『一ノ瀬雅side』深夜
あそこまで怒る事ないだろ……頬に付いてた米粒食べただけだし。
何処が可笑しいんだよ、普通だろ。
しかも、残された身になれよ。一人でご飯食べるより、寂しい事あるかよ……。
色々考えながら本を読んでいたら、コンコンっとノックが聞こえた。
A「雅さん、ここですか?キッチン使って良いですか?」
扉越しにアイツの声が聞こえる。んんっ!ドア越しでも可愛い声っ。
雅「好きにしろ」
A「……あと、少し散歩して来ます。付いてこないでくださいよ」
こんな夜中にか?可愛いAが、一人で出歩くのはやめて欲しいんだが、言っても聞かないだろう。
……少し隠れながらついて行くか。
どこへ行く気だ?近くの公園でも行くのか?
Aはキョロキョロして周りを確認した後に、どこかに電話を掛けた。
A{…‥さ、し……に}
ここからじゃ声が聞こえない……少しだけ近い所に行くか。
A{来ましたよ?雅さんはついて来てませんし、早く出て来てください}
誰だ?俺に秘密にする程の事なのか?
まさか、浮気か?だが、この前の件もあるし、慎重に……。
涼介「悪い、待たせたな」
あ、アイツは確か、委員長の『高城涼介』か?
こんな夜中に会うということは、それなりの理由があるんだろうな。
A「いえ、大丈夫です」
ふわっと笑ってお辞儀をしている。
俺は夜初めて見たのに、な……アイツには軽々しく見せてんのかよ。
……帰るか。どうせ浮気確定なら見たくねえ。
『Aside』途中から
A「いえ、大丈夫です」
ふわっと綺麗に笑ってお辞儀をした。
涼介「その顔、会長にしか見せないんじゃないのか?」
不思議そうな顔で僕を指差してくる。
A「人に指刺さないでください。この笑顔なら、雅さんも許してくれますかね……」
そう、僕は夜中に涼介さんを呼び出したのは
『雅さんが怒っているかもしれないので、どうしたら許してもらえますか?』と言う理由です。
涼介「あ、惚気は聞きたくねえから、やめろよ」
A「誰が惚気なんか……」
グゥ〜〜
2人「‥‥‥」
涼介「め、飯食うか?」
A「……そうします」
失態を晒してしまった……恥ずかしい……。
そして、近くのレストランに入る事になった。
115人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アルル - 氷狐さん» ま、マジですかww良いですよね〜高尾山、登りやすい!って私何語ってんだ‥‥ (2018年4月24日 20時) (レス) id: 4302667575 (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - 高尾山知ってるwww遠足で行くかもww (2018年4月24日 20時) (レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
アルル - 良いですね♪今度やってみます(*゚▽゚*) (2018年4月7日 16時) (レス) id: 9102c4653b (このIDを非表示/違反報告)
すとぷりのころちゃんが好きな僕(プロフ) - アルルさん» そうですな…(´`*)ウフ 番外編…お花見とか…? (2018年4月7日 15時) (レス) id: e145b0bf95 (このIDを非表示/違反報告)
アルル - すとぷりのころちゃんが好きな僕さん» 気が合いますね…(・-・*)ヌフフ♪ 番外編のリクエストとか、ありますか?あったら教えて欲しいです……壁|ョ。・`ω・。) (2018年4月7日 15時) (レス) id: 9102c4653b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アルル・エリ | 作成日時:2018年3月28日 21時