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マックスストームとスタースクリーム ページ5

ここはディセプティコンのネメシス内
スタースクリームは、マックスストームの部屋へと向かっていた。

スター「そろそろ話せるだろ。」

スタースクリームはマックスストームの部屋に入り、話しかけた。

スター「よぉ、マックスストーム。ちょっとお喋りしようか。」

マックス「……」

マックスストームは相変わらず無表情で無言のままだった。

スター「ん〜……じゃあ、俺が今から質問するから、ちゃんと答えろよ?」

マックスストームはただコクっと頷いた。

スター「よし。じゃあ、名前をちゃんと答えてみろ。」

マックス「……ス…ト……厶…」

スター「……へ?い、今喋った?」

マックスストームは静かに頷いた。

スター「じ、じゃあ…もう少しはっきり話してみてくれ。」

マックス「…マック、ス……ストー、ム…」

マックスストームは、頑張って名前を声に出してみた。
その声は若く高く、少し機械じみた声だった。
スタースクリームは顔が明るくなり、マックスストームの両肩を掴んで嬉しそうにブンブンと揺らした。

スター「やれば出来るじゃねぇか!」

マックス「あ〜……」

スター「でも、他の奴と話せるか?」

マックス「……」

マックスストームは首を横に振った。

スター「そうか……まぁ、話せる時に話してみろ。」

スタースクリームはそう言ってニッと笑ってみせた。
マックスストームはただ頷いた。

スター「じゃあこれから、俺がお喋りの練習に付き合ってやる。だから、頑張れよ?」

マックスストームはコクっと頷いた。

スター「よぉし。今日はよく頑張った。また来るからな〜」

スタースクリームはそう言い、マックスストームの部屋を出た。

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作者名:Rojesuta | 作成日時:2022年3月29日 1時

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