破壊大帝メガトロン ページ4
マックスストームはスタースクリームに腕を掴まれメガトロンの前に連れてこられた。
スター「メガトロン様、リペアが完了しました。」
メガ「ご苦労。そいつの名前は?」
スター「ほら、自分で言ってみろ。」
マックス「……」
マックスストームは黙ったままだった。ただ不思議そうにメガトロンの顔を見つめているだけだった。
メガ「貴様の名を名乗らんか!」
メガトロンはそう言い、マックスストームの羽を掴み顔を近づけ圧迫した。
スター「メ、メガトロン様!お止め下さい!マックスストームがさらに混乱してしまいます!」
メガ「ほう、貴様マックスストームというのか。なぜ声を発さぬ?」
スター「発声器官に異常はないので…ただどこか分からず混乱してるのではないかと…」
メガ「なるほど……こいつについて分かったことはあるのか?」
スター「それが……ディセプティコンであることと航空兵、名前以外不明でして…」
メガ「ふむ……スタースクリーム、マックスストームをどこかの部屋に閉じ込めろ。」
スター「…は?な、なぜ閉じ込めるのですか!」
メガ「よく分かっていないやつを船の中に野放しにするわけに行かぬ。これは命令だ。いいか?ただ部屋に閉じ込めるだけだ。」
スター「…分かりました。マックスストーム、こっちだ。」
スタースクリームはマックスストームの腕を掴み、部屋へと向かった。
そして部屋に着き、スタースクリームはマックスストームに言った。
スター「すまないな、マックスストーム。たまに様子見に来るからな。あとでお前に付き人のビーコンを紹介するからな。」
マックス「……」
マックスストームは無表情のままただ頷いた。
スター「あと、メガトロンに言われたんだ。お前に羽枷を付けろと。勝手にどっか行かれちゃ困るらしいからな。後ろ向いてくれ。」
マックスストームは無言で後ろを向いた。
そして羽枷を付けられた。
スター「違和感あるかもしれねぇが、まぁ我慢してくれ。じゃあな。」
スタースクリームはそう言い、マックスストームの部屋を後にした。
マックスストームとスタースクリーム→←降り落ちた者は…(2)
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作者名:Rojesuta | 作成日時:2022年3月29日 1時