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BeakHyun SIDE
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高校一年生の春。
何もかもが新しい環境の中で、クラスに足を踏み入れた瞬間
初めて彼女を見たとき、心が躍るのが分かった。
あどけない笑顔で周りと積極的に交流する彼女から、目が離せなかった。
可愛いな、と思う気持ちから
もしかして俺が彼女のことが好きなんじゃないか、と自覚する、
そのシフトチェンジのスパンは割と短かった気がする。
高校二年の春。
彼女が好きだと自覚してはいたものの、別に行動に移すこともせず、ただ『友達』として接していた。
みんなは俺がヘタレだって笑うかもしれない。
いや、認めたくないけど。
『ねぇ〜このなかでさ、男女の友情信じてる人いる？』
帰るか帰らないか誰も言い出さないと適当にぐだぐだ居残る、その空気感が好きだ。
ユリが突然前置きもなくそんなことを言うからびっくりしたけど、
さらに俺を驚かせたのは
『Aは？』
『んーーっと…信じる…かなぁ〜』
あぁ
彼女はきっと、俺のことなんとも思ってないんだな、と
そこで苦しいくらいに感じた。
歯がゆかった。
伝えたい、伝えなきゃ
俺が君のこと、好きだって。
『お、ちょ、ちょ待てベッキョナ。今の何？』
『何って。キスでしょ』
『私たち、そういう関係？じゃないよね？』
『俺は、
好きだから。Aのこと』
もう、待つのはやめたんだ。
”恋愛は恋愛から始まる”
.
る ページ17
BeakHyun SIDE
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高校一年生の春。
何もかもが新しい環境の中で、クラスに足を踏み入れた瞬間
初めて彼女を見たとき、心が躍るのが分かった。
あどけない笑顔で周りと積極的に交流する彼女から、目が離せなかった。
可愛いな、と思う気持ちから
もしかして俺が彼女のことが好きなんじゃないか、と自覚する、
そのシフトチェンジのスパンは割と短かった気がする。
高校二年の春。
彼女が好きだと自覚してはいたものの、別に行動に移すこともせず、ただ『友達』として接していた。
みんなは俺がヘタレだって笑うかもしれない。
いや、認めたくないけど。
『ねぇ〜このなかでさ、男女の友情信じてる人いる？』
帰るか帰らないか誰も言い出さないと適当にぐだぐだ居残る、その空気感が好きだ。
ユリが突然前置きもなくそんなことを言うからびっくりしたけど、
さらに俺を驚かせたのは
『Aは？』
『んーーっと…信じる…かなぁ〜』
あぁ
彼女はきっと、俺のことなんとも思ってないんだな、と
そこで苦しいくらいに感じた。
歯がゆかった。
伝えたい、伝えなきゃ
俺が君のこと、好きだって。
『お、ちょ、ちょ待てベッキョナ。今の何？』
『何って。キスでしょ』
『私たち、そういう関係？じゃないよね？』
『俺は、
好きだから。Aのこと』
もう、待つのはやめたんだ。
”恋愛は恋愛から始まる”
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眼子♪(プロフ) - 面白かったです！これからも三月さんの作品楽しみにしてます！ (2018年2月3日 14時) (
レス) id: 47a5d9f255 (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - 眼子♪さん» 眼子♪さん: ありがとうございます；；大変遅くなりましたが無事完結いたしました。読んでいただきありがとうございます！ (2018年1月27日 11時) (レス) id: 8a2462e5b1 (このIDを非表示/違反報告)
眼子♪(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2018年1月8日 11時) (レス) id: 47a5d9f255 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三月 | 作成日時：2017年12月30日 1時
