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「よぉ、京夜!」

正面から明るい笑顔で声をかけられ、一瞬足が止まる。校門の前に「待ってました」と言わんばかりに、手を振る幼馴染がいた。

「アンタ、何してんの……」

なんとなくだが話した方がいいかと思い、呆れ声で返す。
だが、そんな様子を全く気にしていないような幼馴染は、自信満々に仁王立ちをした。

「何って…お前を待ってたんだよ!…もしかして、今日も猫の所に行ってたのか?」

「はっ!?なんでアンタそれを…!」

ガハハと笑っている幼馴染に、京夜は思わず混乱する。猫の所に行っていたのは誰にも話していないので、見でもしない限りわからないことなのである。

「おっと、言ってなかったっけか?前、俺がいつも通り学園に行く時……学園前で京夜の姿を見かけたんだ。京夜が学園とは違う方向へ行くのを見て。不思議に思った俺が、追いかけていった結果、猫とじゃれてる京夜を見たってわけさ。因みに、一度じゃねぇよ!」

まさか見られていたとは…。

最後の「一度じゃない」と言う言葉に、顔が緩んでいるのが見られたのかと思うと少し焦る。だが、すぐに幼馴染だからいいかと心を落ち着かせた。

「へぇ、まあアンタだからいいけど……。……何見てんの?そんなに見てると、先に行くよ?」

見られてると気恥ずかしいような気がしたので、急いで顔を逸らしあえて冷たい言葉をかけた。
そんな俺の様子に「冷たいなぁ」と笑いながら、着いてくる幼馴染。

やはり「こういう何気ない時が一番幸せなんだ」と心から思った。
照れ隠しをしつつ、俺は幼馴染と教室へと向かった。

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水誓 渦桃@ポッセ同盟(プロフ) - 雛月いず/りぃふさん» そ、そうなんですか!それはそれは…ありがとうございます!! (2020年10月17日 18時) (レス) id: ca7c35e793 (このIDを非表示/違反報告)
雛月いず/りぃふ(プロフ) - 水誓 渦桃@ポッセ同盟さん» 本当ですか…!?実は、私の方かお声がけさせていただきたいと思っておりましたところでして…!是非、出させていただきますね! (2020年10月17日 17時) (レス) id: 0b050cbadc (このIDを非表示/違反報告)
水誓 渦桃@ポッセ同盟(プロフ) - 雛月いず/りぃふさん» いえいえ!そして龍牙を出してほしいです…! (2020年10月17日 17時) (レス) id: ca7c35e793 (このIDを非表示/違反報告)
雛月いず/りぃふ(プロフ) - 水誓 渦桃@ポッセ同盟さん» ありがとうございます…!カメ更新ですが、頑張らせていただきます! (2020年10月17日 17時) (レス) id: 0b050cbadc (このIDを非表示/違反報告)
水誓 渦桃@ポッセ同盟(プロフ) - コメント遅れまして、すみません!とても素晴らしいです…!更新頑張ってください! (2020年10月17日 17時) (レス) id: ca7c35e793 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雛月 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年10月11日 20時

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