病弱じゃんぷ (ページ3)

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伊野尾side

みんなが酔いつぶれてきたころ、大ちゃんはあんまり酔ってないっぽかったから話しかけたらお腹が痛くなったらしい

最初は食べすぎかな、大ちゃんらしいなって思ったけど、トイレに行ったきり帰ってこない

心配になってみにいこうとしたときにかかってきた電話。

俺は水を持ってすぐにトイレに向かった

「大ちゃん？伊野ちゃんだけど、開けるよ？」

返事はない。でもドアは開いてるみたい

「…え！嘘でしょ！」

開けると、大ちゃんがぐったりしていた

「大ちゃん！しっかり！」

有「…ん、？いのちゃん？、」

よかった、意識失ってるのかと思ったらただ疲れて寝てただけみたい

「ん、伊野ちゃんだよ。大丈夫？まだお腹痛い？」

有「いたい、でもさっきよりマシ、」

唇が真っ青で、小さく震える大ちゃんは本当に具合が悪そう

「んー、これだけ吐いちゃってるなら食べ過ぎって訳でもなさそうだよな」

「今落ち着いてるから1回席戻ろうか？」

有「ん、」

水を1杯飲ませ、支えながら一旦部屋に帰ることにした

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