実は私、妹なんです。２

イベント ページ7

しゅね☃︎ @ shune_snow
　おはしゅね☃︎！
　今日は待ちに待ったリリースイベント
　たくさんのみんなに会えるの楽しみにしてるね〜
　では いってきまーす


おはしゅね!私も会えるの楽しみにしてるね!!


おはしゅね☃︎お留守番組ですが次こそは会えるのを楽しみにしてます!




今日もツイートしてすぐにたくさんのリプが来て
会える子も会えない子もそれぞれ。
会える子は緊張してるとか、どんな服着てるとか楽しそうで
でもやっぱり会えない子も居るんだよね...

本当は何度もスタッフさんに応募者全員参加できるようにと
話し合いを重ねたのだが初回の予約数だけでも想像を
ゆうに超えてしまい、応募者全員となると
1人の対応時間を0.何秒にしたとしても整列やらなんやらで
1日ががりでも難しいのではないかという判断になり
泣く泣く抽選となってしまった。
それを思うと、改めて心が痛くなるものの
来てくれる子には暗い顔は見せられない
楽しんで笑顔で帰ってもらおう。

そう意気込んで会場へと向かった






スタッフ「お疲れ様です」


「お疲れ様です、有難うございます、すみません」


スタッフ「いえいえ、こちらへどうぞ」


「はい、すみません」



スタッフさんに連れられて向かった控室には
見慣れた顔が揃っていた



メイク「Aちゃん、おはよ」


「おはようございまーす」


メイク「初めてのイベントだねー！もうなんか
私まで緊張して来ちゃった！笑」


「余計緊張してきちゃう、やめてください笑
1部と2部で衣装変わるらしいんですけどそれって
ヘアメイクも変わるんです？」


メイク「当たり前よ！何言ってるのよ！
いろんなAちゃんを見てもらわないと〜
せっかく会いに来てくれるんだから
1部はもうピンクでめっちゃ可愛くするからね！」


「はぁーい笑」




ヘアメイクさんと話していると控室をノックされる


「はーい」


スタッフ「すみません、お客様です」


「お客様？」


う「お客様でーす」


「...お帰りくださーい」


う「なんでだよ」


メイク「ふっ、相変わらずのツンデレなのね笑
まだパック終わったばっかりだけど...」


「...どうせ一緒にご飯食べると思うんで
食べ終わったらメイクします」


メイク「そうね、じゃあ待ってるわ笑」


う「Aの飯これ？多くね？」


「多い....」


う「空のパック貰ってくるから待ってろ」



空のパックなんてあるんだ...さすが
歌い手として先輩なだけあるなぁなんて
当たり前の事をぼーっと考えていた

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