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「ふぇ..」
さ「ん...熱は下がってきてるかもな
一応ちゃんと体温計ではかった方がええな！」
いきなりの事で とぼけた変な声が出てしまったのに
それをスルーして坂田さんは体温計を探しに
立ち上がって去ってしまう。
いや、..最初から体温計ではかればいいのでは...
突然おでこを触られるなんて思わないから
本当に恥ずかしかった
机に置いたスマホがバイブ音がして震え
光った画面にはラインの通知が表示された
そこには
にぃに : いまからかえる
と、全てひらがななところを見ると変換もせず
とりあえず打ち込んで速攻帰ろうとしてる必死な
お兄ちゃんの様子が伺えた
すると少し離れた所から私の名前を呼ぶ声が聞こえた
さ「Aちゃん体温計どこ〜？？」
「え...棚にあると思ったんですけど..」
坂田さんが居るであろう棚に向かうといつもあるはずの
体温計はそこにはない、そういえば使った気がする
リビングで使って...あれ？それから..
さ「どっか持ってった？それかうらさんが
慌ててそのまま持ってったとか？」
「いや..でも私さっきまで見た覚えが...あれ..」
さ「思い出せそ？」
「あ...ベッド！お兄ちゃんが持ってきて
起きたら熱測れって、寝室にあるかもです」
さ「あれぇ、ちらっと見たけどなかったけどな〜
もっかい探すかほんなら」
そう言って坂田さんと一緒に寝室へ向かうも
確かにベッドサイドテーブルの上には飲みかけの
スポドリに充電器が置いてあるだけで体温計はない
でも、ここに置いとくからとサイドテーブルに
置かれたような記憶がある、微かにだけど。
「あれ...どこいったんだろ..」
さ「とりあえず寝室にはあるってことやんな
探してみるか〜なんか探索して悪いけど」
「あ、いえいえ..掃除できてなくてすみません...」
さ「いや、全然やで、むしろ綺麗やし」
ガサゴソと2人して探すも見つからず
頭にはクエスチョンマークがいっぱい。
あ、それとも私がタオルケット引きずってたから
ずるずると巻き込まれてどこかに行ったとか...
寝室を出ようとすると後ろから あった！と
坂田さんの声が聞こえた。
振り返ると坂田さんはベッドの隙間をがさごそしている
そんな所に..しかもそんな隙間あまり掃除をしていない
ホコリだらけだったらどうしよう、恥ずかしい
さ「ほい！あったで、落っこちちゃってたんやな」
「すみません、ありがとうござ..っ、わっ..」
さ「っあぶな、..っ！！」
う「ただい...どうした？！
.......坂田..」
さ「いや事故やって！！！！」
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ゆな - ぴんくうさぎさん» もちろん完結まで見させていただきますよ！♡ (2021年12月4日 16時) (
レス) @page10 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
ぴんくうさぎ(プロフ) - ゆなさん» ゆな様、コメントありがとうございます！優しいお言葉嬉しい限りです( ；； )ゆっくりペースですが更新頑張りますので今後もぜひご覧いただけたら嬉しいです！♡ (2021年11月30日 22時) (レス) id: 807c674556 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - すごく面白いです！大変だと思いますが、主さんのペースで更新頑張ってください！ (2021年11月30日 14時) (レス) @page8 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
ぴんくうさぎ(プロフ) - 藍さん» 藍様、コメントありがとうございます！嬉しいコメントに力を頂けます( ；； )！！更新頑張りますので今後ともぜひご覧いただけたら嬉しいです♡ (2021年11月20日 23時) (レス) id: 807c674556 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 続き……超楽しみにしてます……更新頑張ってください！！ (2021年11月20日 9時) (レス) id: 2a5e6a7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴんくうさぎ | 作成日時：2021年11月3日 22時
