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なるべく明るくなるようにと
いつもより少し大きめに鼻歌を歌いながら
マグカップを2個持って戻る。
うらさんは猫舌で熱いまま飲めないから
きっとたぶんAちゃんもそうやろな..
さ「熱いと思うけど、飲める？置いとく？」
「..猫舌で...置いときます、少しだけ」
さ「ふは、やっぱりなあ 兄妹揃って猫舌なんや〜
カップも熱いしちょっと冷ましとこか」
そう言って机にAちゃんのマグカップを置き
自分は軽く冷ましながらもコーヒーを飲む。
飲みながら少し盗み見たAちゃんの顔は
さっきよりは少し柔らかくなった気がする。
それから 何をするでもなく一方的に
他愛もない話をしていると、ふとAちゃんが
くすくす笑っていることに気づいた。
さ「なに？なんか面白い事あったん？」
「はい、坂田さんが面白くて、あと
かっこよくて、笑」
さ「えぇ？笑 なになになにどういうこと？」
「突然電話したのにすぐ来てくれて安心させてくれて
面白い話もして笑わせてくれて、まるで
スーパーヒーローみたいです、坂田さん」
さ「そう、かな..分からんけど.. /」
「そうですよ？私のスーパーヒーローです」
さ「まぁ、スーパーヒーローってソロも
出しとるしな？笑」
「そういえば！笑 ふふ、やっぱり坂田さんは
ヒーローだったんですね」
そう言って笑うAちゃんの笑顔が可愛すぎて
俺は自分の顔がどんどん熱くなるのを感じた
ﾟ𖡼ﾟ。
ココアを飲みながら坂田さんとお話ししていると
本当に心が解れていく。外の雨音も気にならないし
なにより恐怖はとっくに消えて無くなっていた。
すると、坂田さんのお腹が小さく鳴った
けどそれは確実に耳に届いてつい反応してしまう
さ「..はっず、...けど腹減ったわ、確かに..笑」
「お兄ちゃん1人分しか作ってなかったから
まだ材料は残ってると思うんでなにか作りますね？」
さ「え？！いや、ええよ！休んどって？
おれ コンビニ行ってくるから」
「いえいえそんな、お礼に作らせてください」
そう言っても引き下がらない坂田さんに
仕方なくいつも兄たちに使う手段を使うことにしよう
まあ、あの過保護3人衆以外には効かないと思うけど..
「..ひとりになりたくないので、私が作ります
だから 一緒に居てください、....だめ、です？」
さ「っ...それやったら、しゃーないわ..」
まさかの坂田さんにもヒット()
そうなると坂田さんも私に過保護になる疑惑が
私の中で浮上するのだが...
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ゆな - ぴんくうさぎさん» もちろん完結まで見させていただきますよ！♡ (2021年12月4日 16時) (
レス) @page10 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
ぴんくうさぎ(プロフ) - ゆなさん» ゆな様、コメントありがとうございます！優しいお言葉嬉しい限りです( ；； )ゆっくりペースですが更新頑張りますので今後もぜひご覧いただけたら嬉しいです！♡ (2021年11月30日 22時) (レス) id: 807c674556 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - すごく面白いです！大変だと思いますが、主さんのペースで更新頑張ってください！ (2021年11月30日 14時) (レス) @page8 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
ぴんくうさぎ(プロフ) - 藍さん» 藍様、コメントありがとうございます！嬉しいコメントに力を頂けます( ；； )！！更新頑張りますので今後ともぜひご覧いただけたら嬉しいです♡ (2021年11月20日 23時) (レス) id: 807c674556 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 続き……超楽しみにしてます……更新頑張ってください！！ (2021年11月20日 9時) (レス) id: 2a5e6a7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴんくうさぎ | 作成日時：2021年11月3日 22時
