実は私、妹なんです。２

兄の勘 ページ20

さすがに動画も飽きてきて違う動画..
と言っても私の歌ってみたとかうらしまの動画
更にはスマホに入っている過去の実写動画をケーブルで
繋いで観たりと 楽しい時間を過ごしていた。

ご飯系より甘いものが食べたくなりキッチンで
がさごそしていると今度は志麻さんがトイレから
帰ってきたのだろう気付いて近づいてきた。



し「なに探してるん？」


「甘いの食べたくなって..笑 プリンとかは買ったんですけど
そうじゃなくてポッキーとか食べたくて探したんですけど
なかったです....」


し「ほんなら買ってきたろか？コンビニ10分くらいやろ？」


「え？！いやいやいいですよ！大丈夫です！」


し「なんで？ええやん、俺が買うて来たいだけやし
そういえば支払いあんの忘れとったからコンビニ行きたいし」


「えぇ..もし行くと言うなら私も行きます」


し「ほんなら2人で行こか？」


「はい！」


し「ちょっとコンビニ行ってくるわー
なんか欲しいもんある？」



そう言いながら財布とスマホを手に取った志麻さんと
立っている私に視線が集まる



う「Aも行くの？」


「ポッキー食べたいって言ったら志麻さんが
買いに行くって言ってくれて一緒に行くの...だめ？」


う「...まーしぃなら安心か、いいよ行っといで」


「やったあ！」


さ「じゃあついでにおれの電気代払ってきて..笑」


し「何言うとんねんｗｗ俺もガス代払いに行くついでや
ほんなら坂田も来たらええやん」


さ「あ、ほんま？笑 ならおれも行こー」


せ「なら うらたんぼっちは可哀想やし俺残るわ〜
つまみで 良さそうなんあったら買ってきて」


し「了解」


「いってきまーす」


う「おう、いってら」





し「A、坂田 危ないから歩道側行って」


さ「おれも？！ほんならおれは後ろから着いてくわ
前からの攻撃はまーしぃ頼んだで」


し「攻撃ってなんやねんｗｗまあAちゃんは
守らんとな、なんかあったら残りの2人にボコボコにされるわ」


「そんなｗｗ私 子供じゃないので大丈夫ですよ〜」


さ「でも うらさんよく言うてるで？
Aはよく転んだり転びそうになったりしてるし
方向音痴でどっか行くからちゃんと見ておかないとって笑」


「....否定は、出来ないです、けど..そこまでじゃないです」


し「ｗｗｗまあ 怪我せんかったらええわ」


「あ、でも自動ドアに挟まれたりぶつかった事あります」


さ「まじかｗｗｗｗｗｗ」


し「俺らでも対処できんやんそんなん笑」




ﾟ𖡼ﾟ。




う「...本気？」


せ「.......」

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