実は私、妹なんです。２

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私がカートに入れていた量を見てセンラさんは
目を見開いた。なんだろう...少なかった？
いや、でもこのくらいの量男の人4人+私って
考えたらちょうどいい気がするんだけど....



「...お肉、少ないですか？」


せ「え？いやいやむしろ多いくらいやわ！
まあ小分けにして冷凍すればAちゃんの普段の
食事分には余裕でなるやろうし買っとこう」


「え、みなさん少食ですか？...この量だと多分
うちの兄3人と私とで丁度いい量だったはず....
母がいつもこれで兄妹分って買ってたので」


せ「あー...うらたん案外食べるしお兄さんたちも
そのくらい食べはるんやね笑 俺らも食べへん訳やないけど
意外と坂田とか量食べへんし余る可能性はあるかな」



センラさんに助言を貰いながら何を作る、なんて話をして
食材をカゴに入れながら移動してお菓子コーナーへ

私はいつもの癖でお菓子コーナーに入ったのだが
センラさんも何も言わずに着いてきてくれたので
特に気にすることもなく食べたかったお菓子の前にしゃがみ
悩んでいると、不意に頭上からクスッと笑われた。



「？」


せ「ぁ、ごめん笑 背も相まってなんかちっさい子みたいで
可愛く見えてしもて笑 悩むんやったらおっちゃんが
どっちも買ったるからカゴに入れてええよ？」


「...お恥ずかしいです..笑 お菓子とか常備しててつい.... //」


せ「え、ええやん！俺もお菓子割と買ってるし
常備もまぁしてる時あるしええやん
ちなみにそっちのチョコミントのお菓子うらたん食うてて
美味いからAちゃんに教えようって言うとった」


「あ..そうです、お兄ちゃんにおすすめされて探してて..笑
こっちのチョコミントはお兄ちゃん食べてました？
私は何も言われなくて」


せ「どうやったかなー..最近録音とかで会うたけど
その時は食うてへんかったかな...どっちも買って
うらたんにもおすすめしてあげたらええんやない？」


「....そうですね、そうします！」




そしてなんやかんやと爆買いしとんでもない金額に
なってしまいちょっと焦りながらもお会計をしようとすると
センラさんがスッとお支払いをしてしまった。
すかさず、払いますと言ったのにも関わらず、ええよ、と
一言で片付けられてしまい結局全額センラさんに
奢ってもらってしまい、荷物まで重い物をほとんど
センラさんが持って家までの道を二人で歩いた。
するとマンションの前に一人誰か立っていて



せ「...あれ？まーしぃ、..？」


「へ？...本当だ、志麻さん、！」


し「ぉ....やっぱ買い物いっとったんか〜」

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