スーパーヒーロー ページ1
坂田さんうらさんとセンラから聞いてんけど体調悪いんやって?
坂田さんほんで、うらさんが仕事増えて帰れるのが21時近いらしいけど大丈夫?
にぃに..そっか、晩ごはんまでに帰って来れないんだ
そう思った瞬間 真っ暗だった部屋が一瞬明るくなり
ものすごい雷鳴と雨の音が聞こえてきた
怖い、瞬時にそう思った私は震える手で
無我夢中で電話のマークをタップした
すると1コールで出てくれた主は優しい声だった
さ「もしもし、どうしたん？」
「....さ、か」
さ「ん？もしもーし？聞こえる？
あれ..電波悪いんか？このスタジオ...」
「さか、たさん...」
さ「え...なに？泣いてる？どうしたなんかあった？」
「....っ、..さかた、..さ...」
さ「まって、すぐ行くから家から動いたらあかんd」
プープー
まだ坂田さんの声が聞こえていたけれど切られてしまい
大人しく待つ事にする。というよりも、もう私は
待つことしか出来ないのだ。
ﾟ𖡼ﾟ。
慌てて走って階段を降りている所でうらさんに会った
おれの慌てっぷりを見て何かを感じたのか
うらさんの顔が見るからに曇った。
う「...おい、もしかして雷鳴ってる？」
さ「え...あぁ、そやね、さっきから鳴ってるかも」
う「あいつ起きたかな..」
さ「あいつってAちゃん？」
う「そう、あいつ昔から雷苦手っていうか
家族で旅行に出かけた先で雷が落ちて停電して
止まったエレベーターにAだけ取り残されてさ
そっからあいつトラウマなんだよ、雷」
さ「やからか...ごめん、うらさん！
おれ 急ぐから！」
う「は？..おい、Aに伝えてくれたか？！」
さ「いってくる！！！」
う「..？？何言ってんだ、あいつ...」
雨も気にせず走って駅まで向かいなんとか
Aちゃん家の最寄りまでたどり着きそこからも
全速力で走った。ライブ中にもここまで全力で
走った事はないかもしれへんくらい、全力。
息も絶え絶えながらにやっとたどり着き
うらさんから聞いてたオートロックナンバーを
入力して部屋の前まで行きAちゃんに電話する。
さ「あ、もしもし？..Aちゃん？
坂田やけど 今家着いて部屋の前やから
開けてもらってもええ？」
「はぃ、..」
そしてカチャッと控えめに開いたドアを引くと
タオルケットを頭から被った小さい生き物がいた
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ゆな - ぴんくうさぎさん» もちろん完結まで見させていただきますよ！♡ (2021年12月4日 16時) (
レス) @page10 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
ぴんくうさぎ(プロフ) - ゆなさん» ゆな様、コメントありがとうございます！優しいお言葉嬉しい限りです( ；； )ゆっくりペースですが更新頑張りますので今後もぜひご覧いただけたら嬉しいです！♡ (2021年11月30日 22時) (レス) id: 807c674556 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - すごく面白いです！大変だと思いますが、主さんのペースで更新頑張ってください！ (2021年11月30日 14時) (レス) @page8 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
ぴんくうさぎ(プロフ) - 藍さん» 藍様、コメントありがとうございます！嬉しいコメントに力を頂けます( ；； )！！更新頑張りますので今後ともぜひご覧いただけたら嬉しいです♡ (2021年11月20日 23時) (レス) id: 807c674556 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 続き……超楽しみにしてます……更新頑張ってください！！ (2021年11月20日 9時) (レス) id: 2a5e6a7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴんくうさぎ | 作成日時：2021年11月3日 22時
