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何度もだめです、払いますと言っても
聞き入れてもらえず受け取ってももらえず
結局センラさんに奢ってもらった。
そのまま同じテーブルに勧めて向かい合って座ると
センラさんは慣れた様にお手拭きをくれた
せ「はい、ここのマカダミアクッキーと
チョコドーナツおすすめなんよ、ナッツいける?」
「ナッツ好きです!でもセンラさんが食べたくて
買っていらしたのに...大丈夫ですよ?」
せ「いや、Aちゃんにも美味しいんやでって
共有して欲しくて買ってきたんやから食べて?
そのかわり半分ずつやけど..意外とドーナツがな〜
半分でもずしっとお腹にくるから」
「いいんですか...ありがとうございます
ぜひいただきます、はんぶんこしましょ?」
せ「こっちのフォーク使うてええで
半分にするから待っとってな?」
「じゃあこっちのクッキー半分にしますね?
フォークでいけるかな...それに大きいクッキー..」
せ「な?笑クッキーも1個がでかいんよww
外がサクサクで中がしっとりめやから
フォークでも簡単にできると思うで」
クッキーとドーナツを半分こにしていただく
どっちもとっても美味しくて、
初めて入ったカフェだったけど一瞬で気に入った
それに アイスショコラもココアではなくて
ショコラと言っているだけあってチョコのようで
甘くて美味しい、甘い物好きの私には堪らなく幸せ
あまりの美味しさに にやにやしてしまっていたのか
センラさんがくすっと笑ったのが聞こえて
前を見るとセンラさんがこっちを見て笑っていた
「...すみません、美味しくて、.. //」
せ「いやいや、可愛いやんか、笑
ほんまに美味しいって思ってんねや〜って思って
こっちまで幸せになったし、ここのカフェ
俺もお気に入りやから気に入ってくれたら嬉しい」
「気に入りました、とっても、! //」
せ「ふは、ほんならよかったわ〜〜
また次は一緒に来ようって約束しよか、笑」
「はい!また来たいです、..」
なんだろう、胸がとくんって言った気がする。
可愛いなんて 久しぶりにお兄ちゃん以外に
言われたから恥ずかしかったのかも...
せ「じゃあね、A〜
告知今日やんな?頑張って!
気をつけて帰りや〜〜」
「はい!ありがとうございました!!
わざわざ送っていただいて...
センさんも気をつけて!」
あの後カフェでのんびり話をした私たちは
すっかり仲良くなった。
荷物を持って家まで送ってくれたセンさんの背中を
見送ってから、自分の部屋へと戻った。
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ぴんくうさぎ(プロフ) - 陰玖@スカパレさん» 陰玖さまも夢女子S氏さまも読んでいただきありがとうございます( ; ; )!! 更新遅いですし誤字脱字もあるかと思いますが今後ともよろしくお願いします! (2021年9月24日 22時) (レス) id: 807c674556 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - 陰玖@スカパレさん» ねwww (2021年9月20日 9時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
陰玖@スカパレ(プロフ) - 夢女子S氏さん» アヤキやっほー。この感じ懐かしいねwww (2021年9月20日 8時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
陰玖@スカパレ(プロフ) - 聞いてごらん?だと!?好きすぎる! (2021年9月20日 8時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - ぴんくうさぎさん» 作者様のペースで頑張ってください!!いつまでも待ちますから!! (2021年8月12日 7時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴんくうさぎ | 作成日時:2021年6月30日 0時