寝起きドッキリ ページ26
アイスを食べながらお兄ちゃんは
またしても私の話をしだすから終始
不機嫌ですアピールをするも効果はなし
食べ終わった頃には既に早朝と言える時間で
食べていたから眠気は感じていなかったものの
食べ終わってぼーっとしていると眠いと感じる
う「ほら、A歯みがいて、あー」
「あ、...んん..あいあろ..」
う「ん、ちゃんと磨いてから寝ろよ?」
し「可愛すぎやろ、この生物ww」
なんとか歯磨きをしてみんなで適当に寝る場所を決め
私はお兄ちゃんと隣り合わせで床に簡易マットレスを
敷いてもらいそこで雑魚寝をした
んん....これ、何の香り..私の部屋の香りじゃない..
あれ、..わたし、....ここって、...?
働かない頭と体をなんとか起こして状況を確認
隣にはにぃにが私の手を握って寝ている
けどここはにぃにの家じゃないし、私でもない
どこだっけ、? そんな事を考えながらぼけーっと
していると横から カラカラカラという音が聞こえた
音の方向を見ると、センラさんがちょうど
ベランダから部屋に戻ってくる所だった
そうだ、私は志麻さん家に泊まって浦島のみなさんも
一緒に泊まってたんだ
せ「おはよう、まだ8時やし眠そうやね」
「おぁよございます...、眠いです..」
せ「ふふ、手ぇ繋いでいつも寝てるん?笑」
「ぁ...違います、!これはにぃにが勝手に...ぁ..」
せ「にぃにが勝手に握ってくるん?ww」
「.....私がまだ幼稚園とか小さい頃、雷が怖くて
眠れなかったりすると手を握ってくれたんです...
それから何かあったりすると手握ってくるんですけど
...お兄ちゃん自身が不安だったりしても
手を握ってくるんだと思います、..」
せ「そうなんや、いいお兄さんやんか」
「.....はい、いい兄です」
未だに手を握っているお兄ちゃんを見つめながら
呟くとセンラさんは楽しそうに笑顔を浮かべて
小声で私に提案を持ちかけてきた
せ「な、寝起きドッキリせぇへん?」
「寝起きドッキリ、ですか?」
せ「そうそう、まずはうらたんに
そうやなぁ..思いっきり抱き着いてみるとか
腹の上に馬乗りになって起こすとか」
それはもう寝起きドッキリではなく
起こしにかかってるのでは...とは思ったものの
いたずらスイッチが入ってしまった私は
二つ返事でオッケーを出した
まずは手を離してくれないお兄ちゃんから、、
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ぴんくうさぎ(プロフ) - 陰玖@スカパレさん» 陰玖さまも夢女子S氏さまも読んでいただきありがとうございます( ; ; )!! 更新遅いですし誤字脱字もあるかと思いますが今後ともよろしくお願いします! (2021年9月24日 22時) (レス) id: 807c674556 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - 陰玖@スカパレさん» ねwww (2021年9月20日 9時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
陰玖@スカパレ(プロフ) - 夢女子S氏さん» アヤキやっほー。この感じ懐かしいねwww (2021年9月20日 8時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
陰玖@スカパレ(プロフ) - 聞いてごらん?だと!?好きすぎる! (2021年9月20日 8時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - ぴんくうさぎさん» 作者様のペースで頑張ってください!!いつまでも待ちますから!! (2021年8月12日 7時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴんくうさぎ | 作成日時:2021年6月30日 0時