実は私、妹なんです。 (ページ21)

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せ「なんでですか、せんらはまだ
だいじょぶですよ..さかたか
まーしぃ先入ったら？」

さ「いや、完全にお前やわ、やって絶対に
今はいらんかったらもう入らんもんお前」

し「せやで、センラさんちゃんと入って」

せ「はいるよ、はいるははいんねん
でもそれは今じゃないんよ..わかる？」

う「..A、お前風呂はいらんでベッドで
寝たりする人嫌いって言ってたよな？」

「え？うん..嫌いというか...うーん、」

う「不衛生で汚ねぇって言ってた」

いや、別に私はそこまでは言ってないけど...
不思議そうにお兄ちゃんを見つめていると
センラさんが突然大声ではい！！！と言った

せ「別に入らんわけちゃうんやけど！！！！
そんなに入れ入れ言うなら入るわ
ええねんな？お前らはあとで！？？？」

さ「ええって言うてるやんしつこいな笑」

し「俺は一番最後でええよ、家主やし」

せ「ほんなら行ってくる！」

し「いってらっしゃーい、笑」

そう言うとセンラさんは何故か少しだけ
拗ねたような顔をしながらお風呂場へと向かった

残りの3人は笑いながらもどこか呆れたよう

想像していた数倍酔ったセンラさんは駄々っ子で
子供っぽいもののしっかりする所はしっかり
そういうところが社会人ぽくておもしろくて...

「センラさんって、おもしろいですよね、笑」

さ「いや、おれのがおもろいで？」

う「出たｗｗ」

し「いや、どっちもおもろいって、笑
どっちかとかないよほんまに」

さ「Aちゃんは？今日一日さおれとか
センラと話してみてどっちがおもろかった？
ほんまにセンラなんかよーく考えてみてほしい」

「ん〜...坂田さんもおもしろいですし
センラさんもおもしろいですよ？
お二人とも違う面白さがあるので私はお二人とも
好きですよ？」

さ「...そうか、.. /」

う「おい、坂田赤くなってんじゃねぇぞ」

さ「やべ..兄貴セキュリティ強すぎ、笑」

し「A、彼氏とか居たことないやろ？笑」

「え？ありますよ？学生の時に一度だけ」

う「はぁ？！！！？！」

「え、うるさ」

う「いや、は？！！お前いつ彼氏居たわけ？
どこのだれだよ」

兄から今までで一番大きいんじゃないか？という
大声で叫ばれみなさんの前だということも忘れ
思わず口が悪い部分が出てしまったがこの際
それは置いておこう

それよりもそこまで驚くほどの事なのか
私だってもう19で、来年には20だ
むしろ彼氏が1人しか居なかったというほうが
驚きだろうにこの兄はどこまでシスコンなんだろう