イケメン王子様…に友達申請 ページ22
櫻井「…で？雅紀とつき合うと？」
相葉さんと付き合いだして何日か経った頃、やっと櫻井さんに話を切り出した。
「…はい」
櫻井「ニノは？もう完璧吹っ切れた？」
「そうじゃないと…二宮の前で、相葉さんに告白なんてしません」
凄いんだよねー。眼力が…。
すっごく睨まれてる…。
櫻井「ふーん？この俺を振る？」
「っ…櫻井さんは！同居してる方がいるんですよね？」
櫻井「…妹。血は繋がってないけどね」
「…妹、さん？」
櫻井「俺に懐いて離れないんだよ、もう20歳なんだけどさー」
「…それだけいいお兄さんかと」
櫻井「妹の話はいいんだよ！」
「……」
櫻井「本気だけど？ゆみの事」
「っ…私、考えてたんです」
櫻井「何を？」
「…初めて櫻井さんにお会いした時、あー、王子様だ、って…ときめいてました」
櫻井「あー、初対面の時？」
「…会うたび、ドキドキしました。あの夜…櫻井さんに助けて貰った時、あー、抱かれるのかなーって、1人で悶々として…」
櫻井「……」
「それでも、その感情が何か…分からなかったんです」
櫻井「ちょっと、待って。俺、ふられてる？」
「安心するんです…櫻井さんと居ると」
櫻井「…で？」
「この感情が、何なのか、分かりました。櫻井さんには…このままずっと私の友達でいてほしい。凄く、我儘だと思うけど…」
一気に話すと、櫻井さんは悲しそう顔をする。
……本気、だったのかな。こんなイケメン王子様に好きだって言われたのに…
櫻井「雅紀の事…頼んだ」
「…さくらい、さん」
櫻井「あいつ、優しいからさ？とことん甘えな？今まで、辛かった分。雅紀がゆみの事、幸せにする、と思うから」
「っ…は、いっ」
イケメン王子様に友達継続お願いしちゃった…。
……二宮は。
あの夜だけ泊まって行って、自分の荷物やらをまとめて次の日…
二宮「お前が幸せになるならそれでいい」
と。
おでこに…キスをして、出て行った。
…それを見た相葉さんがキャンキャン吠えた…のは、言うまでもない。
イケメンおバカさん…大型犬ワンコに？！→←ワンコ…振られる。
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yumi(プロフ) - 秋香様。コメントありがとうございます(^^) (2019年9月16日 16時) (
レス) id: 12ae5d1012 (このIDを非表示/違反報告)
秋香 - すみません。間違えて二回送っちゃいました。 (2019年9月16日 15時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
秋香 - 楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください。 (2019年9月16日 15時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
秋香り - 楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください！ (2019年9月16日 15時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumi | 作成日時：2019年9月2日 4時
