イケメンはイケメン ページ13
櫻井「どうしよっかなー」
化けの皮が剥がれたイケメン上司がうーん！！っと背筋を伸ばしてネクタイを緩める。
…やば。
イケメンはイケメン……。
どんな仕草でも絵になる！！
ドキドキする胸を落ち着かせようと残りの缶ビールを飲み干す。
櫻井「男と女が深夜の職場に２人きり…お互い酔ってる、女は友達の親友…このまま俺がゆみちゃんを押し倒して一夜のアヤマチ」
「……押し倒せます？」
櫻井「それを考えてた！オンナとして抱けるか？？って」
「……ひどい！！」
櫻井「けどなー…このまま何もなく夜が明ける、って言うのも俺のプライドが許さないしぃ」
「…言ってることめちゃくちゃですよね？！二宮の友達だから手は出さないって言ってたじゃないですか！」
櫻井「……してみる？」
「…なにを？」
櫻井「…男女の営み？」
「…結構です。勃つのも勃たないかもですよ？使いモノにならない不良品に態々手を出さなくてもいいと思います！」
櫻井「ふはっ！不良品って笑…けど、ご褒美位ちょうだい？」
「ご褒美？？」
櫻井「あのままあそこに朝まで居たら間違いなく虫さんたちの格好の餌になってたのを救ったのは？」
「…ぅっ…さ、くさい、さん」
櫻井「でしょ？運よく優しい上司が居たから難を逃れた」
「財布は持ってないので……」
櫻井「金？そんなのは要らないよ？」
「あの…どんどん悪い顔に、なってます…」
櫻井さんとの距離がどんどん近付いて私はジリジリと後退りをしてる…
櫻井さんから甘い香り……
あー、これで堕ちないオンナはいないんだろうなぁ…と他人事みたいに考えてた。
「ふっ、ざけんなっ！！！！」
急に事務所のドアがバンっ！！と開いて…
そこに……
二宮「お、まえなぁ？！！人のデート邪魔しておいて！挙げ句にお前の飲食代払わされて！！
こっちの身にもなってみろよ！！」
「……」
櫻井「来るのがおせぇんだよ！どんだけ時間稼ぎさせんだよ！」
「……」
二宮「翔ちゃん、ありがとう…けど！！こいつにだけは手出すな！！」
「……」
櫻井「はいはい！後は戸締まりして早出が来る前に服は着とけよ！」
……突然の、二宮の登場にあ然としてる私をよそに2人はハイタッチして会話を進めてる……
櫻井「…俺の事はヒ・ミ・ツね♡」
そう言ってイケメン上司は出て行った…
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yumi(プロフ) - 秋香様。コメントありがとうございます(^^) (2019年9月16日 16時) (
レス) id: 12ae5d1012 (このIDを非表示/違反報告)
秋香 - すみません。間違えて二回送っちゃいました。 (2019年9月16日 15時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
秋香 - 楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください。 (2019年9月16日 15時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
秋香り - 楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください！ (2019年9月16日 15時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumi | 作成日時：2019年9月2日 4時
