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ぶわっと視界が滲んだ。
慌てて走ってくる彼を心配させたくなくて
目元を拭うけど、止まる気配がない。
「どした！？なんか、俺嫌なこと言った！？」
「やじゃない、全然…ちょ、っと待っ」
喉が詰まって少し痛い。
落ち着かせるように背中が撫でられた。
「いいよ、待ってるから。」
どこまで好きにさせるんだろう。
胸が苦しいよ。
「翔陽くんがかっこよすぎて、かっこよくて…、ほんとにかっこいい…」
「かっこいいしか言ってないけど、ありがと」
ちょっと笑いながら頭を撫でられた。
上手く言葉に出来ないんだもん。
「むしろね、私が隣にいていいのって思うんだ」
「なんで！？」
「選手やってる翔陽くんを支えること出来ないし、将来もふわふわしてて何も決まってない。」
「支えてないと思ってる？」
「え？」
「試合出たらA見てくれるかなとか、これできるようになったらAに見せたいとか、練習がしんどいって思った時はAのこと考えてるよ俺。」
私みたいなのが支えてるなんて
思ってもなかった、烏滸がましいくらいなのに。
「それに将来が決まってないってことは、これからなんでもできるんだよ」
真っ直ぐ、私のことを見つめて
確かに明るくなるように照らしてくれる。
「翔陽くん」
「うん」
「私からもお願いです。」
「なに？」
「翔陽くんの隣に居させてください。頑張ってるとこ沢山見させてください。私も、翔陽くんの隣で頑張りたい。」
「当たり前！「わっ」
ぎゅうって抱きしめられて
後ろによろけそうになった。
「まずは明後日の試合絶対勝つ！！」
「うん、すっごく楽しみ」
沢山ハグもしたのに、
何故かすごく照れる。
それは翔陽くんも同じみたいで、
赤くなった顔は手で隠されてしまった。
「あー練習は行きたいけど、Aとバイバイは嫌だなー」
「嬉しいけどちゃんと合流してね？」
「ゆっくり行こ？」
「間に合わなくなっちゃうでしょー」
Aとわかれて、チームのホテルに向かった。
勢いで宣言したけど、嘘はない。
有言実行出来る男になろう。
「日向！明日からまたバレーやるぞ！！」
「よろしくお願いしあっス！！」
「翔陽くん、それAちゃんやんな？」
「アッ」
ホーム画面にしたのは、教室でこっそり撮った横顔。
どこかを見る目が可愛くて。
「いいやん、これどこ？」
「Aの母校で＿。」
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なつとん(プロフ) - はくろーさん» どのように…って言われると大したこと何もしてないですし、読み手のこと全然考えられてないのでこれ伝わってるのかな…？って思うことが多いんですけど、とりあえず自分が読みたいものを書く！ってやってます！笑 (2022年8月9日 10時) (
レス) @page7 id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - 主様のお話はどのように書いておりスカ？？自分も書いておるんですけどどうも上手く行かなくて…何かコツとかありますか？よければ俺の作品のアドバイスとかほしいので俺の作品読んでいただければ嬉しいです…！ (2022年8月7日 21時) (レス) id: 4b5b41fa15 (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - 氷さん» もう十分です、嬉しいコメントありがとうございます…！！可愛い夢さんかけるように頑張りますね！ (2022年8月7日 21時) (レス) id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
氷 - 語彙力足りなすぎてうまく言えませんけど、大好きです！！！！！とにかく夢主ちゃんがかわえぇ....... (2022年8月7日 20時) (レス) @page7 id: 42d45b3248 (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます！！本編もすぐに再会しますのでお待ちいただけたら幸いです！ (2022年8月3日 8時) (レス) id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつとん | 作成日時：2022年8月2日 11時
