番外編 ＊2 ページ2
し、しんどい…
1回目も2回目もそこまで出なかったから
こんなにきついことに驚いてる。
ぼーっとするし、頭は痛いし、
背中とか膝とかも痛いし、
誰かに隣にいて欲しい。
うう、申し訳ないけど奈央ちゃん早く来て…
寂しいと気づくと涙が出てくる。
泣くのも嫌だし、1人なのも辛い。
本格的に止まらなくなって、苦しくなってきた時
インターホンがなった音がした。
来てくれた、良かった。
ベッドから何とか出て玄関に向かう。
ドアを開けると両手に袋を持った翔陽くんがいた。
｢なんで｣
｢やっぱり｣
｢え？｣
心配そうな、ちょっと怒ったような、
よく分からないけど穏やかじゃない顔をしていて、
なんでそんな顔してるのか、まずなんでいるのか、
何もわかんなかったけど、
｢うおっ｣
とりあえず抱きついた。
私が持ってる力全部込めちゃうくらい。
ずっと寂しくて、辛くて、
｢A、抱えるよ｣
耳元で言われて、体が浮いた。
これが噂のお姫様抱っこ…
荷物もあんなに持ってたのに、
何も怖くない。
見た目より、たくましいんだよね。
ぼーっとする頭で考えてる間にベッドに降ろされた。
｢こんな泣くまでしんどかったのに、なんで俺には大丈夫って言ったの｣
怒ってるように見えたのはこのせいか。
ほっぺたに触れる手が少し冷たく感じて気持ちいい。
｢ごめんね｣
｢奈央さんから連絡貰ったんだ。とりあえず冷蔵庫しまってくる｣
行かないでなんて、冷蔵庫行くだけなのに。
なんで熱出るとこんなに弱くなっちゃうんだろう。
1番に翔陽くんにいて欲しい、って思ってたけど
こんな自分見せたくないから何も言わなかったのに。
｢そんなにつらい？｣
｢…え？｣
｢ずっと泣いてるから｣
｢辛くて、こんなしんどいの知らなくて、ずっと寂しくて、翔陽くん隣にいて欲しいって思ったけど、練習あるから心配かけたくないし、こんなだらしない格好なのも、髪ボサボサなのも、弱音言っちゃう私も見せたくなかった｣
ベッドに座った私の手を翔陽くんが握った。
その目が全部語ってるような気がして、
余計涙が出てきた。
｢心配かけていいんだよ。俺はAに弱い部分も見せて欲しい。それに、今だってAは可愛いよ。｣
腕を伸ばしたら
抱っこしてくれて、遠慮なくしがみついた。
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なつとん(プロフ) - はくろーさん» どのように…って言われると大したこと何もしてないですし、読み手のこと全然考えられてないのでこれ伝わってるのかな…？って思うことが多いんですけど、とりあえず自分が読みたいものを書く！ってやってます！笑 (2022年8月9日 10時) (
レス) @page7 id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - 主様のお話はどのように書いておりスカ？？自分も書いておるんですけどどうも上手く行かなくて…何かコツとかありますか？よければ俺の作品のアドバイスとかほしいので俺の作品読んでいただければ嬉しいです…！ (2022年8月7日 21時) (レス) id: 4b5b41fa15 (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - 氷さん» もう十分です、嬉しいコメントありがとうございます…！！可愛い夢さんかけるように頑張りますね！ (2022年8月7日 21時) (レス) id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
氷 - 語彙力足りなすぎてうまく言えませんけど、大好きです！！！！！とにかく夢主ちゃんがかわえぇ....... (2022年8月7日 20時) (レス) @page7 id: 42d45b3248 (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます！！本編もすぐに再会しますのでお待ちいただけたら幸いです！ (2022年8月3日 8時) (レス) id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつとん | 作成日時：2022年8月2日 11時
