第64話 ページ9
貴方side
跡部｢初めて出会った日のあの夜からだ｣
貴方｢……｣
景吾はベッドから起きずただ私の手を握り返した
景吾｢ミカエルから聞いたんだな｣
貴方｢うん｣
跡部｢そうか｣
しばらくの沈黙、何を聞こう
なんで、とか…どうして、とか聞きたいけど怖い
聞いちゃいけない…いや、聞きたくないのかも
跡部｢……ハッ、やっと…やっと達成出来た。これでずっと一緒だ。誰にも邪魔させない、2人だねの絆ができたんだ。幸せ、不安になるくらいの幸せだ。ありがと……貴方｢なんで……｣A？｣
幸せを噛み締めるように言うけも分からない
貴方｢なんで？景吾は死んじゃうかもしれないんだよ！？なのに……どうして、そんな｣
分からない、何に笑ってるのか、どうして幸せなのか
跡部｢Aよ、深く考える必要はない。ただAが俺から離れなければいいだけだ。何も難しくない、極めて簡単だ｣
だろ？と確認するように私をみるけど無理だ
今からでも説得しないと…分かってもらわないと
貴方｢だって、だって私がまた逃げるかもしれないし…もしかしたら離れるかもしれないんだよ！？そしたら……跡部｢あぁ、死ぬな｣
どうして冷静でいられるの？
だって
貴方｢だって景吾は……跡部｢俺はAになら殺されてもいいと思ってるからな。もし、間違えても間違えなくてもAが俺から離れて殺されればAはずっと俺のことを想ってくれる。殺してしまった跡部景吾のことを…だから、いいんだ殺されても。Aの中に俺がいるなら｣
息を吐くように、当たり前のように言うけど分からない
貴方｢可笑しい…おかしいよ……だって｣
普通、自分の命よりも大切なモノなんてないもん
跡部｢これから一生、Aに自由がないのは不憫だと思ったんだ。だが、譲れないことだ。Aには分かってもらえないと思ったからな。命を懸ければ…俺の愛の深さも覚悟も分かってくれる。それにAは絶対に離れないと確信してるしな｣
離れないんじゃない離れられないんだよ
貴方｢ね、ねぇ、お願いだから取ってよ。景吾の覚悟も想いも分かったから…危険を犯してほしくないの…心配してるんだよ？大切だから、家族だから…だから……跡部｢Aよ、何度も言うが離れなければいいだけなんだ。俺が学校に行く時や将来、仕事に行く時のような留守番を任せる時はこちら側で発信機を解除する。俺がこの島にいる時に隣に入ればいいだけの事だ｣
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みょん助(プロフ) - かるぴんさん» わぁー！お久しぶりですー！暖かいコメントをくれるだけでとっても幸せです！💕︎💕︎︎これからも是非よろしくお願いします！ (2023年1月20日 22時) (
レス) id: 07dcb2079d (このIDを非表示/違反報告)
かるぴん(プロフ) - みょん助さんお久しぶりです！私がうつつを抜かしている間にたくさん更新されていてびっくりしました！リアルタイムで追えてなくて申し訳ないです汗 第一志望の学校の合格、おめでとうございます！勉強と小説の連載の両立はとても大変でしたよね。病みルート最高です！ (2023年1月19日 15時) (レス) @page12 id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - 突然韓国語を使われるなんてとてもユーモアがあってセクシーですね笑笑大好きです。 (2022年11月20日 16時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
おっきー - みょん助さん» 大丈夫です。ケンチャナです。 (2022年11月19日 21時) (レス) id: f8bd3d4927 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - おっきーさん» ほんっとうに申し訳ない！すみません！まとまってるんですけどもう少し待ってください！ (2022年11月19日 19時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん助 | 作成日時：2022年11月13日 10時
