第30話 後半真田side ページ37
貴方side
貴方「副部長とマネージャーの関係?」
??周りに伝えて何になるんだ?
私の周りはテニス部だけだし
真田「そっちじゃなくて…な、その、前に話した結婚のことだ」
貴方「????????」
思わず横を向けは彼は頬を赤らめている
これ、人違いじゃないパターンだ…
真田「俺なりに考えたのだが、周りに知らしめた方が言い寄る輩も減ってAの負担が減ると思うのだ」
どうだ?という風に隣で目を輝かせている男は誰だろう…少なくとも私の知る弦一郎じゃない
でも、雅治でもない。きっとこんなことを言って彼にメリットはないし
真田「A?」
弦一郎のような人は足を止め、心配そうに私の顔を覗き込んできた
貴方「……私には彼氏がいる。なんの話しをしてるの?」
嫌に袋が重い
真田「Aが氷帝に行く前から、日吉に出会う前からこの話はしていた」
まるで早い者勝ち!みたいに言うけど全く理解できないし初耳だし…
私が立海にいる時って……………………あ…あー、
承諾なんかしてないやつ
貴方「あの時、私には理解する余裕なんて無くて…正直、弦一郎がそう考えてたなんて今知ったから…だから、応じられ……真田「いま、応じればいいだろう?」」
宇宙人?
貴方「いやいやいやいや、応じないよ。弦一郎のことを恋愛的に見てないし、これから見るつもりもない」
逃げよう
真田side
怠しなく片方だけ垂れた袋、隣にいた足音は離れ、並んでいたAの背中は俺に向けられている
なぜ、俺から離れる?
俺が1番初めなら、俺がAの前に立ち先導するべきだ
貴方『弦一郎のことを恋愛的に見てないし、これから見るつもりもない』
なぜ、そんなことを…
Aが俺を騙し……いや、こんなに通じ合っているのにそんなはずがない
もしかして俺は試されているのか?
俺が行動で表さない故に…
力強く拳を握れば、ビニール袋特有の音が耳に伝わる
Aにそう言われるのも仕方がない
全て俺のせいだ
いくら通じあっていても、いくら俺がAの事を分かっていても…Aに伝わらないのなら受け入れてもらえる訳がない
まずは俺の事を知ってもらわなければ
そう思い1人、歩き始めた
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みょん助(プロフ) - 無名さん» 初コメありがとうございます😭褒めてくれてとっても嬉しいです。きっと最終も馬鹿みたいに長くなるので安心してください。更新頑張ります!! (2022年8月18日 23時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - 初コメ失礼致します!いつもこの作品を愛読させていただいてました!2年だなんて…!!すごすぎます!最終なのはちょっと悲しいですが、更新がんばってください! (2022年8月18日 21時) (レス) id: b80ccc6ac9 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - 後輩@赤紫さん» ありがとうございます!!これからも頑張るのでよろしくお願いします🤗🤗 (2022年7月23日 13時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - かるぴんさん» ありがとうございます!すっごく嬉しいです!言葉に出来ないくらいに!!私も大好き!これからもよろしくお願いします🤗🤗 (2022年7月23日 13時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
後輩@赤紫(プロフ) - お誕生日おめでとう御座います!✨🎂🎉遅すぎましたかね😇受験と夢小説、頑張ってください!😘 (2022年7月23日 12時) (レス) id: 6538b0c01d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みょん助 | 作成日時:2022年3月8日 15時