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まず、謝る。

それから、想ってることをしっかり伝える。

『ダニエルくん、ごめんね…ダニエルくん、ごめんね…』


小さな声でぶつぶつと唱える。まあこんな事したって無駄なんだけど…緊張をごまかすために必死だった。



マンションに着き、ダニエルくんの部屋の前に。ひとつ、深呼吸。


インターホンを押すと、とたとたと足音が聞こえた



『……あ、あの、』


「…Aヌナ、……出張、帰ってきたんだ」


『あ……うん、』



「…おかえり、」



ぽつり、とダニエルくんは呟くようにそう零した。少し柔らかい声色で心が暖かくなっていく



『え、…うん、ただいま』



「………帰ってくるの、待ってた」



頭をぽりぽりと掻きながら少しぶっきらぼうに話すダニエルくん。もう何も考えられなかった



『私、ずっとダニエルくんのこと考えてた。ダニエルくんがこのまま離れていったらどうしよう、もう嫌われちゃったのかなって、それで…やっと気づいたの、私ね、私…』



その時ダニエルくんに腕を引かれ玄関先に入れられて、そのまま優しく抱きしめられた。ふわりと香るダニエルくんの香り。涙が零れそうになった



「Aヌナ、気づくの遅い。もう俺待ちくたびれちゃった」


『え……ごめんね、』


「ふふっ、いーの。Aヌナ、俺のこと好き?」



頬を包み込まれてすぐ側にあるダニエルくんの顔。心臓が出そうなくらい恥ずかしいけど、今伝えないときっと一生伝えられない



『うん。好き』




「俺もAヌナのこと大好き」



クシャッと笑うダニエルくん。唇に柔らかい物が触れた



「……改めて、俺の彼女になってください」



『…うん、こちらこそよろしくお願いします』



「……ああーーー嬉しい!!!もう俺もヌナに嫌われたんじゃないかって思ってたし…幸せすぎてやばい」



ぎゅーーーっと強くダニエルくんに抱きしめられる。どうしよう、私も幸せすぎておかしくなりそう



『ダニエルくん冷たかったから…もう私に冷めちゃったのかなって思ったよ…それで焦っちゃった』



「え、あ、あれ?ふふん…作戦成功」



その作戦は、後々知ることになる。
今はこの幸せに浸っていたかった



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みずき - 肉食ダニエルたまらないです!!絶賛引きタイム切ない…けど楽しみたいですもう少し(笑)更新楽しみにしてます! (2018年6月24日 14時) (レス) id: 5abccc6bb0 (このIDを非表示/違反報告)
みんちょぐ(プロフ) - とても面白いです( ^ω^) 無理しないように更新楽しみにしています!! (2018年5月29日 18時) (レス) id: eedc83a1ea (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - このお話すごく好きです(;_;)更新心待ちにしてます! (2018年5月24日 23時) (レス) id: e12784f75e (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - bts twice wannaone jbjさん» 毎度ありがとうございます…そう言っていただるととても嬉しいです!頑張ります! (2018年5月3日 14時) (レス) id: ac9443ff12 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - みずきさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2018年5月3日 14時) (レス) id: ac9443ff12 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りか | 作成日時:2018年4月25日 0時

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