only one2

イケメン達 ページ4

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「A、もうすぐリハーサルだから起きなさいよ」


『はーい……』



楽屋でマネおんにに肩を叩かれる。
カムバックして2週目、少し疲労が出てくる頃で。
出した曲は前作よりもヒットしてくれていて(テヨンのおかげもある)今日も1位候補らしい。



そして、少し楽しみにしているのが


DH「Aヌナぁ！いた！」



『ん、デフィくんだ』



ワナワンが今日デビューする。初めての音楽番組に少し緊張しているのかと思いきや楽しそうなみんな。相変わらずだな



JF「ヌナの隣りゲットー」



DH「あージフ二ヒョン！ずるいよー」



JF「いーじゃんいっつもお前座ってんだからさ！」



DH「座ってない！！」



私の両腕にはジフンとデフィ。2人が私を挟んで言い合いするもんだから面白くなって見てるとその光景にみんなが笑っていた。



ON「相変わらず人気だな〜」



DN「言い合いが可愛い」






「ちょっと、ヌナの横は俺でしょ」



首に回る細いけどがっちりした腕。ふわりと香る香水。低めの声。自分でも顔が赤くなるのが分かった



JF「あ〜ミニョニヒョン…仕方ないなあ」



DH「ヒョンがいない時にヌナの所行くもんね」



「ははっ、可愛いな(笑)ヌナ、話そうよ」




JS「…さ、俺らは行くか！ミニョン、リハまでに戻れよ」



「ありがと、ジソンヒョン」



ジソンおっぱが気を利かせてみんなと出ていってくれる。
気がつけばマネたおんに達もいなくて2人きりだった




「MV見たけど。まさか男絡みあるなんて知らなかった」



『あ…ごめん、言ってなかったね』



明らかに拗ねてるミニョン。こういう所は年下っぽくて可愛い。

今回のMVではテヨンに片思いをしている女の子役で最終的に結ばれるのだか、最後のシーンでテヨンに抱きしめられるっていう所があった。



「テヨンさんはイケメンだし、ラップも上手いし、ダンスも上手いしSMだし最高だよね」



『……私は、ミニョンの方がたくさん魅力あると思うよ？笑顔も素敵だし、歌もうまいし、キラキラしてるし…みんなの面倒見もいいし…かっこいい、し』



「…ふふっ、そうかな」



そう言ってだんだんと笑顔になるミニョン。
そのまま私の事を抱き寄せて嬉しそうに笑った



「ヌナがそう言ってくれるならいーや、もうヤキモチ妬かない」




『ふふっ、うん』





その時楽屋の扉が開いて…思わぬ事態になったのは、この後のお話し。



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